翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 118

ページ: 118

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【右頁】 際(さい)に至りては何れの證(せう)にても下(しも)に載(のす)る所(ところ)の通(つう) 理(ぢ)の方(ほう)を用ゆべし 〖通理法(つうぢのほう)〗急(きう)に人参(にんじん)一二 匁(もんめ)細末(こまかなるこ)となし飛羅麪(うどんのとびこ)一 分(ふん) 温水(さゆ)或は井蕐水(くみたてのみづ)其 病人(びやうにん)の好(このむ)処(ところ)に随(したが)ひて和(よく〳〵)匂(かきまぜ)て 稀糊(うすのり)のことくして徐々(そろ〳〵)と服(ふく)すべし或は人参二 匁を濃(こく)煎(せん)じて用ゆ○又方 何(いづ)れの吐血(とけつ)にても 乱髪(かみのけ)よく〳〵油(あぶら)を洗(あらい)去(すて)て焼(やき)灰(はいに)し醋(す)にて服す べし温水(さゆ)にてもよしとす○又方 緒薬(しよやく)【左ルビ:いろ〳〵のくすり】用ひて 【左頁】 効(しるし)なきは其 病人(びやうにん)吐(はき)出(いだ)したる血(ち)の凝(こりたる)を《割書:何れの吐(と)|血(けつ)にても》 《割書:多く吐(はき)しばらく|すれば凝(こる)ものなり》火(ひ)にて焙(あぶり)乾(かはかし)再(ふたゝび)炒(いり)黒(くろく)し末(こ)となし 三 分(ふん)許(はかり)を麦門冬(はくもんどう)に煎(せんじ)し汁(しる)にて服(ふく)すべし○又 方 烏賊骨(いかのほね)《割書:図説 金(きん)|瘡(そう)に出》を末(こ)となし飯(めし)の取(と)り湯(ゆ)にて 服(ふく)すべし○又方 茜草(せんさう)《割書:図説後|に出す》の根(ね)干(ほし)たる も(おふ)の は末(こ)にして二匁を服(ふく)す生(なま)なるは水(みつに)煎(せんし)服(ふくす)○又 方 柿漆(かきしぶ)をのみてよし百草霜(ひやくさうそし)【左ルビ:いなかのなべずみ】を柿漆(かきしぶ)に撹(かきたて)用ゆ 亦よし○又方 洎夫藍(さふらん)《割書:薬店に|あり》一二匁 沸湯(あつきゆ)に擺(ふり) 【〖 〗は隅付き四角囲み線】