翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 125

ページ: 125

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【右頁】 ○又方 車前草(をゝばこ)《割書:図説後に|あり》の葉(は)を揉(もみ)汁(しる)を絞(しぼ)り取(と)り 鼻(はなの)孔(あな)の中(うち)へ滴(したゝり)入(い)るゝをよしとす○又方 燈心艸(とうしみ) を鼻孔の中(うち)へ填(つめ)塞(ふさぎ)てよし○又方 蓮房(はすのみのから)《割書:図説後|にあり》 を火(ひ)に焼(やき)末(こ)にして鼻(はなの)孔(あな)の中(うち)へ管(くだ)にて吹(ふき)込(こむ)べし ○又方 大蒜(にんにく)一 枚(つ)細(こまか)に研(すり)餅(もち)の如(ことく)くならしめ銭(せに)の 大のことくにして右(みぎ)の鼻(はな)より出るは右の足心(あしのうら) に貼(はり)左の鼻(はな)より出るは左の足心(あしのうら)に貼(はりつく)べし両(りやふ)の 鼻より出るは両の足心(あしのうら)に貼(はる)べし血(ち)止(やま)ば水にて 【左頁】 洗(あらい)去(すつ)べし○又方 何(いつ)れの紙(かみ)にても火(ひ)にやきて其 にほひを鼻(はな)へ入るやうにしてかきてよしむせ てもかまはずにかぐへし○軽證(つよからぬはなぢ)は足のさきを 冷水(ひやみづ)にてひやすべし左(ひたり)の鼻(はな)より出るは左の足(あし) のさきを冷水をかけ右より出るは右の足をひ やす○又方 百薬(ひやくやく)効(しるし)なき者(もの)は病人(びやうにん)の手(て)の中指(なかゆび)の 節(ふし)の処を線(いと)を用て緊(きびしく)紮(くゝ)るべし若左の鼻孔より 血(ち)出(いづ)るは右の手指(てのゆひ)を札(くゝり)右の鼻孔より血出るは