翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 13

ページ: 13

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【右頁】  以(もつて)す今(いま)改(あらため)て国字(こくじ)とするは病家(びやうか)の人(ひと)を  して読(よん)で其(その)義(ぎ)を暁(さとさ)しめんが為(ため)なり済(さい)  生(せい)に志(こゝろざし)あらん人(ひと)は預(あらかじめ)熟読(じゆくとく)して其 大意(たいゐ)  を解釈(げしやく)し更(さらに)日常(つね〳〵)一通(ひととをり)を座右(ざゆう)にして  急(きふ)に臨(のぞみ)て遺忘(いばう)に備(そなふ)べし豫(あらかじめ)熟読(しゆくとく)して  其 大意(たいゐ)を得(ゑ)ざれば事(こと)に臨(のぞみ)必(かなら)ず誤(あやま)ること  多(おゝ)く彼(かの)渇(かつ)して井(い)を穿(ほ)るが如(こと)くなるべし 一 凡(おほよそ)人(ひと)疾病(しつへい)ありて療理(りやうぢ)を施(ほどこ)さんとせば先(まづ) 【左頁】  其 病證(びやうせう)を視(み)定(さだむ)べし病證(びやうせう)を認(みとめ)たるうへに  て鍼(はり)灸(きう)薬(くすり)等(とう)の相対(あいたい)すべき理法(ぢほふ)を施(ほどこ)す  事(こと)にして古人(こじん)も百方(ひやくほう)の薬(くすり)を探索(たんさく)するは  一 病證(びやうせう)を認(とむる)にしかずといへり総(すべて)人(ひと)の病(やまひ)に  病因(びやういん)病證(びやうせう)といふことあり病因(びやういん)とは病(やまひ)の根(こん)  本(ほん)なり草木(そうもく)の根(ね)あるがことし病證(びやうせう)とは病(やまひ)  の状(かたち)外(ほか)にあらはれたるをいふ草木(さうもく)の枝葉(ゑだは)  あるがことし病(やまひ)内(うち)にありといへども其(その)證(せう)外(ほか)