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【右頁】
〖項後(うなじのうしろ)髪際(かみのはへきはの)穴(けつ)〗
《割書:此穴は項(うなじ)の後(うしろ)髪(かみ)の|はへ際(きわ)両筋(りやうのすじ)の正中(まんなか)》
《割書:陥(ぐほき)【まゝ】所(ところ)にあり後(うしろ)の|髪(かみ)の際(はへぎは)を定(さだ)むる法(ほふ)》
《割書:前(まへの)巻(まき)中風(ちうふう)百会(ひやくゑ)の|條(ぜう)に出(いづ)》
〖上星(じやうせい)〗
《割書:此穴は前(まへの)髪(かみの)際(はへぎは)の上|一 寸(すん)にあり此寸を》
《割書:定(さだむ)る法(ほふ)并に前(まへ)の|髪(かみの)際(はへぎは)を定(さだむる)法 皆(みな)中(ちう)》
《割書:風(ふう)百会(ひやくゑ)の穴の処(ところ)に|委(くはしく)記(しる)せり》
【横顔の図】
《割書:項後(うなじのうしろ)髪際(かみのはへきはの)穴|是なり》
【横顔の図】
《割書:前髪(まへのかみの)際(はへぎは)是也|》
《割書:上星の穴是なり|》
【頭に沿って前から後ろにかけて】
一 二 三 四 五 六 七 八 九 十 十一 十二
【左頁】
歯衂(しじく)舌衂(ぜつしく)《割書:はよりちいづるなり|したよりちいづるなり》
〖歯衂(しじく)〗歯(はの)縫(すき)齦(はぐき)との間(あいだ)より血(ち)出るなり
〖療法(りやうほふ)〗付薬(つけくすり)は蒲黄(ほをう)《割書:池(いけ)沼(ぬま)に生(せう)ずる蒲(かま)の穂(ほ)に有(あ)る黄色(きいろ)な|る粉なり薬店にもあり図説》
《割書:後の金創(きんそう)の|條(ぜう)にあり》炒(いり)焦(こがし)末(こ)となし付(つく)べし○又方 槐花(くわいくは)《割書:図|説》
《割書:下にあり薬|店にもあり》炒(いり)末(こ)にし付(つく)べし○又方 香附子(かうぶし)《割書:薬店に|あり》炒
黒(くろく)し末(こ)にして揩(すりつく)べし○又方 萊菔汁(だいこんのしぼりしる)に塩(しほ)を鹹(しほはゆ)きほ
ど入て漱(くちそゝぐ)【左ルビ:うがひ】べし嚥(のみこみ)てもよし○又方 髪(かみ)の毛(け)を焼(やき)灰(はい)と
なし一 銭(もんめ)許(ばかり)醋(す)に調(とゝのへ)て服(ふく)し且(そのうへ)付(つけ)てよし○又方
【〖 〗は隅付き四角囲み線】