翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 133

ページ: 133

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【右頁】 の煎(せんじ)汁(しる)にて二匁を飲(のむ)べし○又方 髪(はつ)灰(くわい)《割書:頭髪(かみのけ)を|焼(やき)て灰(はい)》 《割書:となしたるなり|油気(あぶらけ)無(なき)様(やうに)洗(あらふ)べし》二匁 白湯(さゆ)に醋(す)少(すこし)許(ばかり)を入て送(おくり) 下(くだ)すべし○又方 皮膠(にかわ)【左ルビ:みかは】《割書:薬店にありすき透(とう)る物(もの)|を用べし櫛手(くしで)と云もの》  《割書:最(もつと)も|よし》炙(あぶり)て水(みつ)に煎(せん)じ服(ふく)すべし 〖螺厴艸(らあんそう)〗《割書:和名まめつる|又 まめこけ》 《割書:処々(しよ〳〵)陰(ひかげ)の石上(いしのうへ)又(また)は樹上(きのうへ)に附(つい)て生(せう)ずる|蔓草(つるくさ)なり葉(は)は貝(かひ)の厴(ふた)のことく》 【螺厴艸の図】 《割書:大豆(まめ)を二ッに割(わり)たる状(かたち)に似(に)て|其(その)色(いろ)も青豆(あをまめ)の色(いろ)の如(ごと)く|にして滑澤(つや)あり》 【左頁】   緒失血(しよしつけつ)眩暈(けんうん) 吐血(とけつ)下血(げけつ)鼻衂(はなぢ)舌衂(ぜつじく)歯(はをぬきて)損(そんじ)血(ち)出(い)で金創(きんそう)など血(ち) 出(いづ)ること過多(おびたゝし)ければ皆(みな)眩暈(めまひ)して昏迷(むちう)にな る事(こと)あり 〖療法(りやうほふ)〗茅根(ちがやのね)《割書:前(まへ)にある白(はく)|茅(ぼう)の根(ね)なり》を焼(やき)烟(けむり)の中(うち)へ醋(す)を灑(そゝぎ)て 其(その)臭(にほい)を病人(びやうにん)の鼻(はな)に嗅(かゞ)すべし且(そのうへ)冷水(ひやみづ)を病人の 面(かほ)に噀(ふきかけ)て驚(をどろか)しむべし○又方 辰砂(しんしや)の末(こ)《割書:薬店に|あり》 二三分 白湯(さゆ)にて用ゆべし○又方 石(いし)を焼(や)き 【〖 〗は隅付き四角囲み線】