翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 136

ページ: 136

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【右頁】 つめて喉(のんと)の外(そと)へ塗(ぬり)傅(つく)べし○又方 萊菔(たいこん)の絞 汁(しる)を徐々(そろ〳〵)と嚥(のみ)下(くだし)て良(よき)也(なり)○又方 枯礬(やきみやうばん)《割書:薬店に|あり》を 末(こ)となし鶏子清(たまこのしろみ)に調匂(よくまぜ)喉(のんとの)中(うち)へ灌(そゝき)入(いれ)て妙(よき)なり ○又方 萆麻子(とうごまのみ)《割書:図説下|にあり》の殻(から)を搥(つき)砕(くたき)殻(から)を去(す)て 中の仁(み)ばかりを取(とり)研(すり)て末(こ)となし紙(かみ)に捲(まき)て筒(つゝ) のことくし焼て烟(けむり)を病人(びやうにんの)鼻孔(はなのあな)より吸(すい)入しむ べし○又方 巴豆(はづ)《割書:薬店に|あり》の油《割書:中(なか)のみをとり|圧(おし)砕(くたけ)ば油出 ̄ス》の附(つき) たる撚子紙(こよりかみ)に火(ひ)を付(つけ)吹(ふき)滅(けし)て其(その)烟(けむり)にて病人(ひやうにん)の 【左頁】 鼻(はな)を薫(ふすぶ)ること一時許にして口(くち)鼻(はな)より涎(よだれ)を流(なが) し牙関(つくみたるきば)自(おのづから)ひらくべし○又方 甘草(かんぞう)の末(こ)一 匁(もんめ)許(ばかり) 管(くた)にて咽(のんと)に吹(ふき)入てよし○又方 芒硝(ぼうせう)《割書:薬店に|あり》の 末(こ)少々つゝ吹(ふき)入もよし○又方 姫万両(ひめまんりやう)《割書:下に図|説あり》の 根を水に煎(せん)じ服(ふく)すべし○又方 喉(のんと)俄(にはか)に腫(はれ)塞(ふさか)りて 危殆(あやうき)に至(いたる)は巴豆(はづ)一粒(ひとつふ)皮(かわ)殻(から)を砕(くだき)去(す)て針(はり)を以て糸(いと) を右(みき)の巴豆(はづ)につけ病人に呑(まるのみ)にせしむへし巴豆(はづ) 咽(のんと)に入を覚(おほへ)は急(きう)に糸を牽(ひき)て出す如是する時