翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 140

ページ: 140

翻刻

【右頁】 【文字なし】 【左頁】   搶食風(そうしよくふう) 〖病状(びやうせう)〗人(ひと)飲(のみもの)食(くひもの)するとき忽然(たちまち)口中(こうちう)に大拇頭(をゝゆびのかしら)或、【はヵ】 小指(こゆび)の大(おほきさ)或は大豆(くろまめ)小豆(あづき)の大(おほき)さに腫(はれ)起(をこ)り其 色(いろ)黒(くろ) くして物(もの)を呑(のむ)事ならず搶食風(そうしよくふう)と云 〖療法(りやうほふ)〗急(きう)に指(ゆび)の頭(さき)にて黒色(くろいろ)に腫(はれ)起(をこり)たる所(ところ)を抓(かき) 破(やぶり)りて血(ち)を出(いだ)すべし黒血(くろち)出(いで)ば生地黄(せうぢわう)《割書:薬店に|あり》一 味(み)多少(たせう)に拘(かゝわら)ず濃(こく)煎(せん)じて服(ふく)すべし何(なに)にても 鳥(とり)の羽(は)の翮(くき)の端(はし)を削(けづ)りて尖(とがり)たる処にて刺(さし)破(やふ) 【〖 〗は隅付き四角囲み線】