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搶食風(そうしよくふう)
〖病状(びやうせう)〗人(ひと)飲(のみもの)食(くひもの)するとき忽然(たちまち)口中(こうちう)に大拇頭(をゝゆびのかしら)或、【はヵ】
小指(こゆび)の大(おほきさ)或は大豆(くろまめ)小豆(あづき)の大(おほき)さに腫(はれ)起(をこ)り其 色(いろ)黒(くろ)
くして物(もの)を呑(のむ)事ならず搶食風(そうしよくふう)と云
〖療法(りやうほふ)〗急(きう)に指(ゆび)の頭(さき)にて黒色(くろいろ)に腫(はれ)起(をこり)たる所(ところ)を抓(かき)
破(やぶり)りて血(ち)を出(いだ)すべし黒血(くろち)出(いで)ば生地黄(せうぢわう)《割書:薬店に|あり》一
味(み)多少(たせう)に拘(かゝわら)ず濃(こく)煎(せん)じて服(ふく)すべし何(なに)にても
鳥(とり)の羽(は)の翮(くき)の端(はし)を削(けづ)りて尖(とがり)たる処にて刺(さし)破(やふ)
【〖 〗は隅付き四角囲み線】