翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 143

ページ: 143

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【右頁】 酒(さけ)を飲(のみ)てよし○又方 艾葉(よもぎのは)生(なま)なる者を搗(つき)て 汁(しる)を服(ふく)すべし生(なま)なくば乾(かはき)たるを水(みづ)に煎(せん)し服(ふく) すべし○又方 使君子(しくんし)《割書:薬店に|あり》皮(かわ)を去(さ)り内(うち)の仁(み) ばかり四つ五っ食(くらひ)てよし又 榧子(かや)を食(くらふ)もよし ○又方 五霊脂(ごれいし)と梹榔子(ひんろうじ)《割書:二味共に薬|店にあり》等分(とうぶん)末(こ)と なし白湯(さゆ)にて送(をくり)下(くだす)○又方 熊膽(くまのゐ)小豆(あつきの)大(おほきさ)許(ほど)温(さ) 水(ゆ)に解(とき)服(ふく)す 〖寒痛(かんつう)〗綿々(だら〳〵)といつまでも断間(たへま)なく痛(いた)み胸(むね)す 【左頁】 きて飢(うゆる)がごとく按(をし)て快(こゝろよ)く大便(だいべん)泄瀉(くたり)或は下(いけ) 重(み)あるは寒痛(かんつう)なり俗(ぞく)に冷蟲(ひへむし)と言 〖療法(りやうほふ)〗木香(もつこう)《割書:薬店に|あり》末(こ)となし温水(さゆ)に送(をく)り下(くだ)すべ し○又方 艾葉(よもぎのは)生(なま)のものは搗(つき)て汁(しる)を絞(しぼり)服(ふく)す 乾(かはきし)ものは煎(せん)じ服(ふく)す○又方 焼酒(せうちう)に塩(しほ)少(すこし)許(ばかり)を 入服す○又方 温酒(かんしゆ)に生姜(せうが)の絞汁(しぼりしる)を入れ服す べし○又方 干姜(かんきやう)末(こ)となし白湯(さゆ)にて服す べし○又方 胡椒(こせう)十四五 粒(つぶ)酒(さけ)にて呑(うのみ)にすべし 【〖 〗は隅付き四角囲み線】