翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 144

ページ: 144

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【右頁】 ○又方 呉茱萸(ごしゆゆ)《割書:薬店に|あり》一 味(み)煎(せん)じ服す○又方 葱白(ねきのしろね)を濃(こく)煎(せん)じ服す○又方肉桂《割書:薬店に|あり》を一 味(み) 煎(せん)じ服す或(あるひ)は末にして白湯(さゆ)にて服(ふく)す此(この)證(せう)最(もつとも) 灸(きう)して良(よし)中脘(ちうくわん)天枢(てんすう)気海(きかい)《割書:三穴図説|脱陽に出》見計(みはから)ひ灸すべし 〖熱痛(ねつつう)〗暴(にはか)に痛(いたみ)暴(にはかに)止(やみ)て復(また)作(をこ)り痛(いた)む所へ手を近(ちかく)く ことを嫌(きらひ)或は面(おもて)赤(あかく)掌(てのひらの)中(うち)熱(あつ)く或は身(み)に熱(ねつ)あり 或は大便 鞕(かた)く或は不通(つうぜす)或は瀉(くだる)者あり瀉様は 先 痛(いたみ)一陣(ひとしきり)ありて瀉(くだる)こと又 一陣(ひとしきり)大便(たいべん)臭(くさ)きは是 【左頁】 熱(ねつ)の痛(いたみ)なり 〖療法(りやうほふ)〗黄連(わうれん)《割書:薬店に|あり》一 味(み)剉(きざみ)て水(みづ)に煎(せん)じ服(ふく)す○ 又方 苦参(くじん)《割書:薬店に|あり》剉(きざみ)煎(せん)じ醋(す)を加(くわ)へて服(ふく)す○ 又方 黄芩(わうごん)厚朴(かうぼく)《割書:二味共に薬|店にあり》と同く煎(せん)じふくす ○又方 山梔子(さんしゝ)【左ルビ:くちなしのみ】炒(いり)焦(こが)して煎(せん)じ服(ふく)す○又方 蜂(はち) 蜜(みつ)を多少(たせう)に拘(かぎら)ず喫(くらひ)てよし○又方 芒消(ばうせう)黄(わう) 連(れん)二味 煎(せん)服(ふく)す 〖瘀血痛(おけつつう)〗心(むね)痛(いたみ)湯水(ゆみつ)を飲(のみ)て嚥下(のみくだせ)ば必 吃逆(しやくり)をなす 【〖 〗は隅付き四角囲み線】