翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 153

ページ: 153

翻刻

【右頁】 【文字なし】 【左頁】   卒聾(そつろう) 〖病状(びやうぜう)〗人(ひと)平(へい)居(よき)【きよヵ】無事(ぶじ)にして卒然(ふつ)と耳(みゝ)きこへざるなり 〖療法(りやうほふ)〗香附子(かうぶし)《割書:薬店に|あり》瓦(ほうろく)にて炒(いり)研(すり)て末(こ)となし萊(たい) 服(こんの)【菔カ】子(み)の煎湯(せんじしる)にて服(ふく)すべし○又方 蚯蚓(みゝず)塩(しほ)を 入 搗(つき)たる葱(ねぎ)の内(うち)に置(をけ)ば化(くはし)て水([み]づ)となる取(とり)て耳(みゝ) の中(うち)に滴(そゝき)入(いる)べし○又方 全蜴(ぜんかつ)《割書:薬店にあり塩(しほ)づけ|なり塩(しほ)を出し用ゆ》 末(こ)となし酒(さけ)に調(まぜ)て耳(みゝ)の内(うち)へ滴(したゝり)入べし耳(みゝ)の内(うち) さは〳〵鳴(なり)て愈(いゆ)るなり 【〖 〗は隅付き四角囲み線】