翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 157

ページ: 157

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【右頁】 がたきは蓖麻子(ひまし)【左ルビ:たふごまのみ】《割書:図説急喉痺|の条にあり》三 粒(つぶ)殻(から)を去(すて)研(すり)細(こまか)にし 紙撚(こより)に右の末(こ)を塗(ぬり)て欵々(そろ〳〵)と陰茎(いんきやう)の孔(あな)の内へ 入べし三四寸 程(ほど)も入て又そろ〳〵と出す べし琥珀油(こはくのあぶら)《割書:阿蘭陀(おらんだ)渡(わた)りの物|なり薬店にあり》を紙撚(こより)に付入る 最(もつとも)よし○又方 皂莢(そうきやう)《割書:図説中風|にあり》の末(こ)鼻(はな)に入 嚏(くさめ)を 出(いだ)して良(よし)○又方 小便(せうべん)不通(つうぜず)死(し)せんとするは蚯蚓(みゝず)を よく〳〵研(すり)冷水(ひやみずの)中(うち)に入(いれ)滓(かす)を濾(こし)去(すて)て其水を半 碗(わん)飲(のむ)べし 立(たち)ところに通(つうず)○又方 髪灰(はつくはひ)《割書:頭(かみ)の毛(け)の|くろ焼也》冷水(ひやみづ)にて飲(のむ)べし 【左頁】 〖石首魚(せきしゆぎよ)〗《割書:和名 石持(いしもち)又くちと呼(よぶ)西国(さいこく)にてははくちといふ海魚(うみうを)也小なるは|五六寸大なるは四五尺 許(ばかり)なる者あり頭中(づちう)に石あり二 ̄ツヽあり》                 《割書:此石を用べし魚(うを)の形(かたち)図(づ)のことし|》   【石首魚の図】 《割書:色は淡黄(うすきに)白(しろ)きなり鮮(あたら)しきは青(あを)く光(ひか)るなり|少し微紅なる所あり》 《割書:此 魚(うを)に似(に)て一 種(しゆ)鮸(にべ)と呼(よぶ)者あり|頭中(づちう)に石(いし)なし》 〖きすご〗《割書:又きすと言 海(うみ)ぎす河(かわ)ぎすの二 品(しな)あり状(かたち)大 抵(てい)同じ|いづれも首(かしら)に石あり取(とり)用(もち)ゆべし》   【きすごの図】  《割書:此外 棘鬛(たい)夻魚(たら)皆(みな)頭(かしらの)中(うち)に石(いし)あり代(かへ)用(もち)ゆべし|》 【〖 〗は隅付き四角囲み線】