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【右頁】
【文字なし】
【左頁】
脱頷(だつがん)《割書:あごはづれなり|》
〖病状(びやうでう)〗人 口(くち)を大(おほき)に開(ひらい)て笑(わらひ)或(あるひ)は欠(あくび)をしそこなひ
て頷(あご)のかけがねはづれて口(くち)を合(あは)すこと
ならざるなり
〖療法(りやうほふ)〗其(その)人(ひと)に酒(さけ)を酔(よふ)ほどに飲(のませ)て睡(ねむり)たる中(うち)に
皂莢(そうけふ)《割書:図説中風|にあり》の末(こ)を鼻(はなの)孔(あな)の中(うち)へ吹入(ふきいれ)嚏(くさめ)を
させて自然(しぜん)に復(なをる)○患人(びやうにん)の体(たい)を柱(はしら)に凭(より)かゝ
らせ頭(かしら)をおしかけて動(うご)かぬ様(やう)にし身(み)を
【〖 〗は隅付き四角囲み線】