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【右頁】
やうにすへし○又方 青海苔(あをのり)《割書:色 青(あを)く細(ほそ)き海苔(うみのり)也|伊勢(いせ)のりといふもの》
《割書:是な|り》をあつきほどの湯(ゆ)に入れやき塩(しほ)を一 撮(つまみ)
ほど加(くはへ)入(いる)ればいよ〳〵よし○又方 阿煎薬(あせんやく)《割書:薬店|にあ》
《割書:り唐を用ゆべし和 名(みやう)|さるぼうといふもの是なり》蜜(みつ)に和(まぜ)て塗(ぬる)べし○又方
五倍子(ごはいし)【左ルビ:おはぐろふし】《割書:薬店にあり図|説中毒にあり》明礬(みやうばん)等分(とうぶん)湯(ゆ)にて煎(せん)じ
洗(あらひ)絹切(きぬぎれ)又は芭蕉(ばせを)の葉(は)又は荷(はす)の葉(は)にてそろ〳〵
托入(をしいる)べし
【左頁】
長蟲(ながきむし)下出(しもよりいづる)
〖病状(ひやうせう)〗人(ひと)偶(たま〳〵)肛門(こうもん)【左ルビ:いしき】より長(なが)き虫(むし)出(いづ)る事(こと)あり其(その)長(ながさ)
七八 尺(しやく)より丈(ぜう)余(よ)に及(およ)び半日(はんにち)一日(いちにち)にても其(その)侭(まゝ)
にあり強(つよ)く牽(ひき)出(いだ)せば断(きれ)て出(いで)ず全(まつた)く出(いづ)るをよ
しとす《割書:虫(むし)の形(かたち)匾(ひらたく)して節(ふし)あり真田紐(さなだひも)|のごとくなり色(いろ)白(しろ)し》
〖療法(りやうほふ)〗出(いづ)る所の虫(むし)の端(はし)を筋(すじ)様(やう)の物(もの)に尽(こと〳〵ぐ)纏(まとめ)て熱(あつ)
き湯(ゆ)を器物(うつはもの)に盛(いれ)をき其(その)中(うち)へ浸(ひた)せば虫(むし)乍(たちまち)に
出(いで)尽(つく)るなり
【〖 〗は隅付き四角囲み線】