← 前のページ
ページ 163 / 309
次のページ →
翻刻
【右頁】
【文字なし】
【左頁】
外傷之類(ぐはいしやうのるい)《割書:怪我(けが)并に蟲(むし)獣(けたもの)に咬(かま)るゝ等(とう)外(ほか)|より傷(やぶら)るゝものをこゝに載(のす)》
金瘡(きんそう)《割書:刀(かたな)脇差(わきざし)等(とう)の類(るい)惣(そうじ)て刃物(はもの)|にて怪我(けが)せしを言》
凡(おほよそ)刀傷(きんそう)には水(みづ)を与(あた)へ飲(のま)しむべからず且(そのうへ)風(かぜ)
に吹(ふか)るゝ事(こと)を忌(いむ)若(もし)此(この)禁(きん)を犯(おか)せば大害(おほいなるがい)あり
凡(おほよそ)金創(きんそう)血(ち)多(をほ)く出(いづ)るを忌(いむ)速(すみやか)に燈心草(とうしんそう)《割書:毎夜(まいや)燈火(ともしび)|に用(もち)ゆる》
《割書:所のとう|しみなり》を其 疵口(きづくち)の大小(だいせう)程(ほど)にかためてしかと
押付(おしつけ)其うへを木綿(もめん)にても絹布(きぬぎれ)にても抹(まき)て
置(をく)べし血(ち)自(をのづと)止(やむ)如是(かくのことく)して医(ゐ)の来(きた)るを待(まつ)べし