翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 163

ページ: 163

翻刻

【右頁】 【文字なし】 【左頁】  外傷之類(ぐはいしやうのるい)《割書:怪我(けが)并に蟲(むし)獣(けたもの)に咬(かま)るゝ等(とう)外(ほか)|より傷(やぶら)るゝものをこゝに載(のす)》   金瘡(きんそう)《割書:刀(かたな)脇差(わきざし)等(とう)の類(るい)惣(そうじ)て刃物(はもの)|にて怪我(けが)せしを言》  凡(おほよそ)刀傷(きんそう)には水(みづ)を与(あた)へ飲(のま)しむべからず且(そのうへ)風(かぜ)  に吹(ふか)るゝ事(こと)を忌(いむ)若(もし)此(この)禁(きん)を犯(おか)せば大害(おほいなるがい)あり 凡(おほよそ)金創(きんそう)血(ち)多(をほ)く出(いづ)るを忌(いむ)速(すみやか)に燈心草(とうしんそう)《割書:毎夜(まいや)燈火(ともしび)|に用(もち)ゆる》 《割書:所のとう|しみなり》を其 疵口(きづくち)の大小(だいせう)程(ほど)にかためてしかと 押付(おしつけ)其うへを木綿(もめん)にても絹布(きぬぎれ)にても抹(まき)て 置(をく)べし血(ち)自(をのづと)止(やむ)如是(かくのことく)して医(ゐ)の来(きた)るを待(まつ)べし