翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 167

ページ: 167

翻刻

【右頁】 夏(げ)《割書:薬店に|あり》を研(すり)末(こ)となし帯血(ちのまゝ)【注】傷(きづの)処(ところ)に敷(つけ)てよし 血(ち)自(をのづと)止(やむ)○蘿摩(らまの)実内(みのうちの)綿(わた)《割書:後に図|あり》採(とり)て貼(つく)べし血(ち)を 止(とむ)るなり○又方 烏賊魚骨(いかのこう)《割書:図説後|にあり》研(すり)末(こ)となし傷(きづの) 処(ところ)に摻(ふりかけ)てよし○又方 龍骨(りやうこつ)《割書:薬店にあり唇(くちひる)に付(つけ)|て吸付(すいつく)ものを用ゆ》 《割書:べし|》末(こ)となし傅(つく)べし○又方 石灰(いしばい)の末(こ)傅(つけ)て よし○又方 唐大黄(とうのだいわう)《割書:薬店に|あり》炒(いり)黒(くろく)し細末(さいまつ)【左ルビ:こまかきこ】となし 傷(きづの)処(ところ)に摻(ふりかけ)てよし○又方 雲母(きら)引(ひき)たる扇子(せんす)《割書:萬歳(まんざい)|扇(あふぎ)と》 《割書:江戸(ゑど)人(ひと)云|ものよし》焼(やき)灰(はい)にして傅(つく)べし○又方 麒麟血(きりんけつ)《割書:薬|肆》 【左頁】 《割書:にあ|り》細末(さいまつ)【左ルビ:こまかきこ】となし摻(ふりかけ)てよし○又方 蒲黄(ほわう)《割書:薬肆に|あり図(づ)》 《割書:説(せつ)後に|出す》傅(つけ)てよし○又方 青蒿(せいかう)《割書:図説後の蟲|咬にあり》生(なま)に て揉(もみ)傅(つけ)てよし血(ち)を止(とゞむ)○紫蘇(しそ)の葉(は)生(なま)にて揉(もみ) 傅(つけ)てよし 〖鳥銃子(てつぽうだま)人(ひと)の肉(にく)の中(うち)へ打込(うちこみ)たるは〗滾酒(あつかんのさけ)の中(うち)へ蜂(はち) 蜜(みつ)を冲(さし)て多(おほく)飲(のむ)べし○又方 天南星(てんなんせう)《割書:薬店に|あり》末(こ)と なし甘草(かんぞうの)煎汁(せんじしる)に和(まぜ)傅(つく)べし○又方 食蓼穂(たでのほ)研(すり) 末(こ)にして苦参(くじん)黄栢(わうばく)《割書:二味薬店|にあり》の末(こ)を和(まぜ)頻(ひたもの)貼(つけ)てよし 【〖 〗は隅付き四角囲み線】 【注 振り仮名は「そのまゝ」ヵ】