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【右頁】
〖青木(あをき)〗
《割書:人家(じんか)園(せど)庭(には)に多(おゝく)植(うゆ)其(その)葉(は)|大(おほい)なり樹色(きのいろ)青(あをく)高(たかさ)四五尺》
《割書:一 丈(ぜう)に満(みた)ず枝(ゑだ)多(おほ)く生(せう)ず|実(み)の大(おほい)さ棗(なつめ)のことく冬(ふゆ)》
《割書:熟(じゆく)して紅(くれなゐ)なりひよ鳥(どり)|好(このん)で食(くらふ)》
【青木の図】
【左頁】
攧撲(うちうたれ)墮落(たかき所よりをち)圧倒(をしたをされ)閃挫(くじき)落馬(らくば)
凡(おほよそ)圧(をしに)打(うたれ)て気絶(きぜつ)したるは其(その)人(ひと)をして僧(ぜんそう)の坐禅(ざぜん)す
るが如(ごと)くに坐(すは)らしめ一人(ひとり)は其(その)頭髪(かみのけ)を将(もち)て控(ひき)
張(はり)て半夏(はんげ)《割書:薬店に|あり》の末(こ)を鼻孔(はなのあな)の中(うち)に吹入(ふきい)るべし
猪牙皂莢(ちよげそうきやう)《割書:図説中風|にあり》の末(こ)或は胡椒(こせう)の末(こ)を吹入(ふきいるゝ)も
亦(また)よし嚏(くさめ)をして活却(いきふきかへ)さば生姜(せうが)の絞汁(しぼりしる)に香油(ごまのあぶら)
を拌匂(かきまぜ)て灌(のましむ)べし○又方 堕(をち)圧(おさ)れて気絶(きぜつ)せば其
人(ひと)を仰(あをに)臥(ふさ)せ置(をき)此方(このほう)の両(りやう)の手掌(てのひら)を以(もつ)て患人(けがにん)の
【〖 〗は隅付き四角囲み線】