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【右頁】
〖蘩縷(はんる)〗和名《割書: はこべ あさしらけ びんづる ひづる| へんづり ひづり へんづる》
《割書:此 草(くさ)所々 湿地(しつち)に多(おほ)し正月 苗(なへ)を|生(せう)じ地(ち)に布(つい)て蘩衍(はびこる)ものなり》
《割書:此 草(くさ)に似(に)たるものあり此草は茎(くき)|葉(は)ともに青(あを)く茎(くき)を断(きれ)は空(うつろ)にして》
《割書:中(うち)に縷(いと)あり|》
【蘩縷の図】 《割書:三月以後 白花(しろきはな)を|開(ひらく)形(かたち)図(づ)のことし|実(み)を結(むす)ぶ》
【左頁】
【蘩縷の図】
《割書:又此 草(くさ)に似(に)て微(すこし)く赤色(あかきいろ)を帯(おび)て|茎(くき)を断(きれ)ば縷(いと)なく味苦(あじわひにが)きものは唐(から)にて》
《割書:鷄腸(けいてう)といふ別物(べつぶつ)なり此二 種(しゆ)ともに和名(わみやう)|はこべといふ名(な)に依(より)て誤(あやま)るべからず》
【〖 〗は隅付き四角囲み線】