← 前のページ
ページ 177 / 309
次のページ →
翻刻
【右頁】
【文字なし】
【左頁】
眼(め)為物傷(ものにやぶらる) 《割書:つき目(め)うち|目(め)なり》
軽(かろ)きものは人(ひとの)乳(ちゝ)を多く滴(したゝり)入(いる)べし沙糖水(さとうみづ)も
よし○又方 水仙(すいせん)の根(ね)《割書:人家 園(には)庭(せど)に栽(うへ)又は生花(いけばな)|にするものゝ根(ね)なり》
研(すり)て沙糖(さたう)にまぜ合(あわせ)点(さす)べし○睛(ひとみ)を傷(やぶり)たるもの
は蝿(はい)の頭(かしら)《割書:夏月(なつ)人の家内(やうち)に|飛(とび)集(あつま)る虫(むし)なり》を取(とり)よく〳〵研爛(すりつぶし)沙(さ)
糖(たう)又は人(ひと)の乳(ちゝ)に調(ませ)て数度(たび〳〵)目(め)に点(さす)べし○又方
鹿茸(ろくじよう)《割書:鹿(しか)の袋角(ふくろつの)なり薬店(やくてん)に|あり新(あたらしき)を用ゆべし》至極(しごく)細末(こまか)にし人の乳(ちゝ)
に調(まぜ)度々(たび〳〵)目(め)の内に滴(そゝぎ)入べし重傷(おもききづ)といへども