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【右頁】
【文字なし】
【左頁】
人(ひと)咬(かみ)傷(やぶる)
人(ひと)の為(ため)に咬(かまれ)て疼痛(とうつう)【左ルビ:いたみ】をなすは亀(かめ)の甲(かふ)を焼(やき)て
灰(はい)となし香油(こまのあぶら)に匂(まぜ)て付(つけ)てよし亀(かめ)の代(かはり)に鼈(すつぽんの)
甲(かふ)もよし○又方 鶏(にはとり)の溏屎(じるきふん)を咬(かみ)たる処(ところ)へ塗(ぬる)べ
し○又方 熱(あつき)人尿(ひとのせうべん)にてよく〳〵傷処(きづのところ)を洗(あら)ひ其(その)
あとへ生栗子(なまぐり)を嚼(かみ)て咬処(かみたるところ)に敷貼(ぬりつけ)てよし痛(いたみ)強(つよ)
きは麻油(ごまのあぶら)を紙撚(こより)に塗(ぬり)て火(ひ)を点(つけ)焔(ほのふ)にて薫(ふすべ)てよし
又は人(ひと)の乾糞(かはきたるふん)を胡桃殻(くるみのから)を割(わり)て半(はん)片(へん)【左ルビ:へら】につめて