翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 185

ページ: 185

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【右頁】 又方 蜘蛛(くも)を取(とり)て咬処(かみたるところ)に置(をく)ときは蜘蛛(くも)自(おのづと)其(その)毒(どく) を吮(すい)て痛(いたみ)立(たち所に)止(やむ) 〖螻蛄(けら)咬人(ひとをかむ)〗石灰(いしばい)を醋(す)にてとき封(ぬる)べし 〖蜘蛛(くも)咬傷(かみやふる)〗人(ひと)の小便(せうべん)を傅(つけ)てよし○又方 油淀(あぶらのをどみ)を 塗(ぬる)べし○又方 塩(しほ)と油(あぶら)とを和(ませ)て敷(つけ)べし○又方 炮生姜(あふりたるせうが)を貼(つけ)てよし○又方 蘿摩(らま)【左ルビ:がゞいも】《割書:図説 金瘡(きんそう)|にあり》挼(もみ) て汁(しる)を咬(かみ)たる処に附(つけ)てよし 〖《振り仮名:蚝虫|けむし》刺人(ひとをさす)〗伏龍肝(ふくりやうかん)《割書:竃(かまど)の下(した)の|焼土(やけつち)なり》を水(みづ)にてとき貼(つけ)て 【左頁】 よし○赤(あかく)なりて痛(いたむ)には馬歯莧(ばしけん)【左ルビ:すべりひう】《割書:図説後|にあり》よく よく搗(つき)て封(ぬりつけ)べし 〖蜂(はち)蠆(さそりに)螫(さし)傷(やぶられ)〗蒼耳(をなもみ)《割書:図説 疔毒(てうとく)|にあり》を揉(もみ)て貼(つく)べし○又方 食蓼(りやうりたで)の葉(は)を揉(もみ)て傷処(きづのところ)に貼(つけ)てよし○又方 生(なま) の芋(さといも)を擦(すり)て封(ぬりつけ)てよし芋梗(いものくき)も用べし○又方 歯垽(はかす)《割書:人(ひと)の歯(は)の|あかなり》螫(さし)たる所(ところ)に塗(ぬり)てよし○又方 蝋(らふ) 蠋(そく)【燭の誤】の蝋(らふ)を咬(かみ)たる処(ところ)に附(つけ)てよし○又方 傷処(きづのところ) を熱(あつ)き湯(ゆ)に浸(ひたす)べし冷(ひえ)ば数度(すど)取(とり)かへ浸(ひたす)べし○又 【〖 〗は隅付き四角囲み線】