翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 186

ページ: 186

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【右頁】 方 生蜀椒(なまのさんしよう)を嚼(かみ)て螫(さし)たる処(ところ)に封(つけ)て妙(みやう)なり生(なま)な きときは乾(かはき)たるもよし若(もし)実(み)なきときは葉(は)に ても用ゆ○又方 青蒿(せいがう)《割書:下に図説|あり》の葉(は)を挼(もみ)て螫(さし) たる処(ところ)に貼(つけ)べし○又方 塩(しを)を嚼(かみ)て封(ぬる)べし○又 方 薄荷(はつか)《割書:図説(づせつ)下巻 小児(せうに)|撮口(さつこう)に出 ̄ス》葉(は)挼(もみ)て封(つく)べし○又方 釅醋(つよきす) を地上(ぢのうへ)に沃(そゝい)で其(その)泥(どろ)をつけてよし 〖蝮蛇(まむし)囓(かみ)傷(やぶる)〗急(きう)に柿漆(かきしぶ)《割書:渋柿(しぶかき)を搗(つき)て|汁(しる)を取(とる)を言》を塗(ぬる)べし若(もし)無(なき) ときは乾柿(ほしがき)《割書:串柿(くしがき)枝(ゑだ)|柿(かき)の類(るい)》の肉(にく)剉(きざみ)醋(す)に煮(に)て塗(ぬる)べし《割書:或は|柿の》 【左頁】 《割書:蔕(へた)を末(こ)となしそくひ|糊(のり)に和(まぜ)て塗(ぬる)もよし》○又方 千屈菜(みそはぎ)《割書:図説(づせつ)獣(けもの)咬(かむ)|にあり》桔(き) 梗葉(きやうのは)《割書:図説(づせつ)下|にあり》右二品共 等分(とうぶん)擂爛(すりくづし)胡椒(こせう)《割書:薬店に|あり》の末(こ) 一 撮(つまみ)入(いれ)て傅(つけ)てよし○又方 急(きふ)に烟管(きせる)の鴈頭(がんくび) 《割書:小(ちいさ)き竹(たけ)の截口(きりくち)|にてもよし》をうつむけに傷処(きづのところ)へ掩(をほい)覆(ふせ)力極(ちからをきはめ)撘(おし) 定(つけ)て放(はな)さず暫時(しばらく)すれば肉(にく)腫(はれ)起(をこり)て鴈頭(がんくび)の内(うち) 一 杯(はい)になるものなり其(その)処(ところ)を小刀(こがたな)にて断割(たちはり)て 悪血(わるち)を多(おほく)絞(しほり)出(いだ)すべし又は急(きう)に鳥銃(てつぽう)の火薬(くちくすり)を 囓(かみ)たる処(ところ)の大(おほき)さ程(ほど)に盛置(もりおき)て火(ひ)を点(つけ)て火(ひ)を発(はつ) 【〖 〗は隅付き四角囲み線】