翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 192

ページ: 192

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【右頁】 〖青蒿(せいかう)〗    《割書:青蒿(せいかう)は茎(くき)痩(やせ)て堅(かた)し|》 《割書:春(はる)苗(なへ)を生(せう)じ|冬 枯(かる)葉(は)極(きはめ)て》 《割書:細小(こまか)なり|六七月》 【青蒿の図】 《割書:淡黄(うすき)の|細(こまか)なる花を》 《割書:開(ひら)き粟粒(あわつぶ)の|様(やう)なる実(み)を結(むすふ)》 《割書:其 葉(は)茎(くき)花(はな)実(み)ともに|其 気(にほひ)甚(はなはた)芬(たかし)此 草(くさ)能(よく)黄花蒿(わうくはかう)に》 《割書:似(に)たり黄花蒿(わうくはかう)は青蒿(せいかう)より|葉(は)麁(あら)く胡蘿蔔(やさゐのにんしん)に似て深秋(あきのすへ)に》 《割書:至(いた)らすして色 黄色(きいろ)になり青蒿は|深秋(あきのすへ)まて葉の色青し》  《割書:黄花蒿(わうくはかう)は茎(くき)肥(こへ)て柔(やはらか)なり|》 【左頁】 〖扛板帰(かうはんき)〗《割書:和名   まゝこのしりぬくひ|  いしみかは》   《割書:葉の背(うしろ)茨(とけ)あり図の|ことし》 《割書:此 草(くさ)原野(のはら)庭(には)園(せと)共(とも)にあり四五月に|生じ九月 霜(しも)を見るときは枯る》 《割書:葉(は)の形(かたち)犂(すきの)|頭(かしら)のことく》 《割書:藤(つる)に小茨(こまかきとけ)|あり子(み)は》 【杠板帰の図】 《割書:円(まる)く黒(くろ)し睛(めのひとみ)のことし味(あぢはひ)|酸(す)し又 細(ほそ)葉の物あり》 《割書:茎(くき)葉(は)微(すこし)く赤色(あかきいろ)を帯(おふる)もの  あり皆(みな)同物(とうふつ)なれは通(つう)し用へし|》 【〖 〗は隅付き四角囲み線】