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諸獣囓傷(しよじうさくせう)《割書:毛ものにかみやぶ|らるゝなり》
〖牛(うし)馬(むま)囓(かみ)傷(やぶる)〗は灰(はい)を熱湯中(あつきゆのうち)に入(いれ)て傷処(きづのところ)を漬(ひた)
すべし灰汁(はいのしる)を盛(いれ)置(をき)たる磁器(いれもの)を爐火(いろりび)の上(うへ)に
かけ置(おき)冷(ひえ)ざる様にすべし傷処(きづのところ)爛(たゞれ)たるは三
日 許(ばかり)漬(ひた)すべし若(もし)腫(はれ)あらば石(いし)を炙(あぶり)熱(あつくし)て熨(の)す
べし毎日(まいにち)両度(りやうど)にして腫(はれ)消(きえ)て止(やむ)○又方 独顆(いがにひとつある)
栗(くり)焼(やき)研(すり)て傅(つ)くべし○又方 鶏冠血(にはとりのとさかのち)をおほく
傅(つけ)てよし○又方 白砂糖(しろさたう)を封(ぬり)てよし
【〖 〗は隅付き四角囲み線】