翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 200

ページ: 200

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【右頁】 五分《割書:二 味(み)共に薬(やく)|肆(しゆや)にあり》水二 碗(わん)入一椀に煎(せん)じて頻(ひたもの)少(すこ) しづゝ飲(のま)しむべし《割書:多く服すれば煩(もかき)|悶(くる)しむものなり》扨(さて)韭(にら)を搗(つき) 絞(しぼり)て汁(しる)を取(とり)一 杯(はい)づゝ五六日に一 度(ど)づゝ服す べし○又方 防風(ほうふう)升麻(せうま)葛根(かつこん)甘草(かんぞう)《割書:各三|分》杏仁(きやうにん)《割書:壱|匁》 《割書:五|分》《割書:○五味ともに| 薬店にあり》水 茶碗(ちやわん)に二 杯(はい)を一杯に煎(せんじ)服す最(もつとも) よし豺(やまいぬ)狼(おゝかみ)に囓(かまれ)たるも此方よし○又方 馬銭(まちん)壱匁 水一 茶鍾(ちやわん)の内へ浸(ひた)し置(おく)こと一時 許(ばかり)して其 浸(ひたし) たる水を少々 宛(づゝ)飲(のみ)一日に飲 尽(つく)すべし○又 【左頁】 方 生姜汁(せうがのしぼりしる)鉄漿(をはぐろ)右二 味(み)等分(とうぶん)にして冷たる まゝにて一 合(ごう)許(ばかり)づゝを飲(のむ)べし○又方 蝦蟆(ひきかへる)《割書:図|説》 《割書:下 巻(くはん)呑針(はりをのむ)|条(ぜう)に見ゆ》生(なま)にて両股(りやうもゝ)を切(きり)皮(かわ)を去(すて)洗浄(あらいきよめ)膾(なます)とな して柚橘(ゆずみかん)の類(るい)あしらふて多く喫(くふ)べし○ 又方 羊躑躅(やうてきちよく)【左ルビ:れんけつゝじ】《割書:図説後|にあり》の花(はな)煎(せん)じ服(ふく)す花なき時 は葉(は)を用てよし ○山(やま)野(の)の中(うち)にて右に用たる薬(くすり)も人もなき時 は先(まづ)自分(じぶん)の尿(せうべん)をしかけ紙にて拭置(ぬぐひおき)小刀(こがたな)にて