翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 201

ページ: 201

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【右頁】 も衝(つき)傷(やぶり)て血(ち)を絞(しぼり)いだし扨(さて)鉄炮(てつほう)の口薬(くちくすり)を 囓傷(かみやぶれ)たる創(きづ)口の大(おほきさ)に置(おき)て火縄(ひなは)にて火を点(つけ) べし火(ひ)発(はつ)すれば毒(どく)も亦(また)発(はつ)す家(いへ)に帰(かへり)て 前方(まへのほう)を用べし  総(すべ)て瘈狗(やまひいぬ)に囓(かまれ)たる人 厳(きびし)く禁忌(きんき)を守(まもる)べし  其 法(はふ)毎日 灸(きう)する時風を避(さく)べし風 瘡(きづ)口  より入れば変(へん)じて急症(きふせう)となる慎(つゝしむ)べし扨左  の食品(しよくひん)を謹(つゝしみ)て喫(くふ)べからず 【左頁】  赤小豆(あづき) 蕎麦(そば)《割書:此二 品(しな)は三年の間(あいだ)|食(しよく)すべからず》 胡麻(ごま)  麻人(あさのみ) 索麪(さうめん) 芋(さといも) 魚類(うをるい)川魚(かわうを)最(もつとも)忌(いむ)べし  油煠(あぶらあげ)の類(るい) 一 切(さい)酢(す)の物(もの) 青梅(あをむめ)わけて  あしゝ《割書:右は百日の内(うち)|食(くら)ふべからず》 酒(さけ)《割書:一 年(ねん)飲(のむ)|べからず》 犬肉(いぬのにく)  《割書:終身(いつせう)食(しよく)す|べからず》  右(みぎ)法方(はふはう)何(いづれ)もよし凡(およそ)此(この)瘈狗(やまひいぬに)傷(かまるゝ)は初(はじめ)に理療(ちりやう)  を誤(あやまれ)ば毒(どく)ぬけすして遂(つい)に死(し)するに至(いた)る  良医(りやうゐ)も療(りやう)を施(ほどこし)がたし又 初(はじめ)の法(ほふ)は適(かのふ)と