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【右頁】
〖莽草(もうそう)〗《割書:和名 しきみ 四時(しいし)ともに葉(は)あり葉(は)に光(ひかり)ありて| 厚(あつ)し木(き)の高(たか)さ六七尺より一 丈(ぜう)許(ばかり)に至(いた)る花(はな)は》
《割書:紅(もゝいろ)にして杏(あんず)の花の大(おゝき)さほどにて六出(ろくべん)なり|此(この)邦(ほう)の人(ひと)抹香(まつかう)となし仏前(ぶつぜん)に》
《割書:焚(たく)ものなり|》
《割書:実(み)の状(かたち)かくのことし|》
【莽草の図】
【左頁】
〖千屈菜(せんくつさゐ)〗《割書:和名| みそはぎ》
《割書:此草 世俗(せぞく)七月 中元(ちうげん)に|先霊(せんれへ)に水(みづ)を祭(まつ)るものなり》
《割書:本邦(ほんほう)古人(こじん)鼠尾草(そびそう)と言もの|是なり田(た)野(の)水傍(みづばた)に生ず》
《割書:高二三尺 茎(くき)|四 角(かく)に》 【千屈菜の図】
《割書:して|四稜(よつかど)あり葉(は)》
《割書:柳(やなぎ)の葉(は)に似(に)て|短(みじかく)小(ちいさ)なるも》
《割書:のなり六月 末(すへ)|より七月の》
《割書:末まて梢(こづへ)|の間(あいだ)に紅紫花(あかむらさきのはな)を開(ひら)く》
【〖 〗は隅付き四角囲み線】