翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 228

ページ: 228

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【右頁】 焼(たき)その煙(けむり)にて薫(ふすぶ)れば多は汁(しる)出(いで)て愈(いゆ)ゆなり ○又方 玉蜀黍(なんばんきび)《割書:又 唐(とう)もろこし|ともいふ》穂苞(ほのかわ)茎(くき)葉(は)ともに 煮(に)て汁(しる)を取(と)り焦(こけし)処(ところ)を頻(ひたもの)薫洗(あらいむし)てよし 【左頁】   諸物入九竅(もろ〳〵のものきうきやうにいる)《割書:九 竅(きやう)は目(め)二つ耳(みゝ)二つ鼻(はな)二つ|口(くち)一つ両陰(りやういん)と并(あわせ)て九 竅(きやう)と言》    諸物入目(もろ〳〵のものめにいる)   《割書:目(め)の内(うち)へ諸物(もろ〳〵のもの)の入たるは碜(いらつき)痛(いたむ)とも手(て)にて|いらふべからず摩(なで)などすれば大に害(がい)あり》 稲(いね)或(あるひ)は麦(むぎ)の芒(のげ)目(め)の内(うち)に入(いり)たるは大麦(おほむぎ)を煮(に)て汁(しる) を取(とり)徐々(そろ〳〵)と洗(あら)ふべし《割書:洗法(あらいやう)は後に出(いた)|せり見合すべし》○沙(すな)塵(ちり)の 目(め)に入(いり)たるは面(かほ)を温水(ぬるまゆ)の内(うち)に浸置(ひたしおき)眼(め)を開(ひらき)面(かほ)を 数々(たび〳〵)振(ふる)べし沙(すな)塵(ちり)自(おのづか)ら出(い)ず○又方 大藕根(おほいなるはすのね)擣(つき)爛(くずし) 絹(きぬぎれ)につゝみ眼(め)の内(うち)に絞(しぼり)て汁(しる)を滴(そゝぎ)入(いる)べし○偶(ふと)