翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 235

ページ: 235

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【右頁】 《割書:実(み)なり食料(しよくりやう)と|なすものなり》を多(おほく)食(しよく)すべし○又方 飴糖(みづあめ)を多(おほく) 食(しよく)すべし○又方 冬葵(とうき)《割書:図説下|にあり》の絞汁(しぼりしる)を其侭(そのまゝ) 多(おほく)飲(のみ)てよし 〖誤呑金銀(あやまつてきんぎんをのみ)〗たるは硫黄(りうわう)【左ルビ:いわう】《割書:発燭(つけぎ)に付(つく)るものなり薬店|にありうの目たかの目といふ》 《割書:物(もの)上品(ぜうひん)なり|用ゆべし》石灰(いしばい)二 味(み)各(おの〳〵)黒豆粒(くろまめつぶ)ほどよく〳〵末(こ)に して酒(さけ)に調(まぜ)て服(ふく)すべし○又方 艾(もぐさ)を水にて煎(せん) し飲(のむ)べし○又方 金(きん)銀(ぎん)銅(あかゞね)鉄(てつ)等(とう)化(こな)れざるものは 縮砂(しゆくしや)《割書:薬店に|あり》せんじおほく服(ふく)して自(おのづずと)下(くだ)る 【左頁】 〖誤呑釣(あやまつてつりばりをのみ)〗《割書:魚(うを)をつる|はりなり》たるは糸(いと)の付(つき)たる鈎(はり)を呑(のみ)たら ば必(かならず)其 糸(いと)を引(ひく)べからず急(きふ)に水晶(すいせう)の珠子(じゆず)の 珠(たま)又は《振り仮名:粳𥽇|じゆずこのみ》《割書:小児(せうに)弄(もてあそぶ)|草実(くさのみ)也》を幾(いく)つにても咽(のど)より出(いで)た る所(ところ)の糸(いと)にとをし漸々(そろ〳〵)と咽(のど)の奥(おく)の方(かた)へ其 珠(たま)を 墜(おとし)下(くだ)すときは自然(じねん)と鈎(はり)のかぎはづれて出る者(もの) なり尤 仰(あをい)で此 法(ほふ)を行(おこのふ)べし鈎(はり)の方(かた)重(をも)くなる ゆへ自(おのづか)ら秡(ぬけ)出(いづ)るなり此(この)理(り)を考(かんがふ)べし○又方 先(まづ) 筆管(ふでのじく)を二ッに割(わり)一ッは捨(すて)て不用(もちいず)一ッを細(こまか)に割(わり)りて 【〖 〗は隅付き四角囲み線】