翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 236

ページ: 236

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【右頁】 一端(もと)の方(かた)はのこし置(を)き此(この)残(のこ)し置(をき)し所(ところ)を 紙撚(こより)にて結(ゆひ)図(づ)のことくす 筆管(ふでのぢく)     《割書:さき》     《割書:此所をこよりにてゆふべし|》  《割書:此処をわり|のこし》  《割書:此 処(ところ)を|細(こまか)に|わる》 【筆管の図】        《割書: | |もと》 右(みぎ)のことく割(わり)たる所(ところ)を喉(のんど)へ入(いれ)鈎(つりばり)を割(わり)たる筆管(ふでのじく) の簓(さゝら)の間(あいだ)へ挿込(さしこ)み細(ほそ)き筯(はし)を用(もちひ)て紙撚(こより)の結(ゆひ)たる を向(むかふ)の方(かた)喉(のんど)の方(かた)へつき送(おく)れば簓(さゝら)の開(ひら)きし所(ところ) しまる故 鈎(つりはり)しかと留(とまり)て動(うご)かず此とき手前(てまへ)の方(かた) 【左頁】 へ引て取(とる)べし取とき少(すこ)しひねりて取へし鈎(つりばり)の 鬚(あご)【左ルビ:かゝり】はづれ筆管(ふでのじく)の簓(さゝら)の間(あひだ)へはさまりて出(いつる)もの也 〖誤呑鍼(あやまつてはりをのみ)〗たるは磁石(じしやく)《割書:薬店にあり針|を吸(すふ)石なり》を棗(なつめ)の核(さね)許(ほど) 【図】《割書:此大さ|なり》なるを一 塊(かたまり)歯(は)の前に附 息(いき)を呵(はき)出(いだ)す 《割書:寒気(かんき)のせつ凍(こゞへ)たる手に息(いき)を|吹(ふき)かくることくするなり》こと数度(たび〳〵)すれば鍼 自(おのづと)出(いづ)○又方 癩蝦蟆(ひきかへる)《割書:図説後|にあり》数個(三ッ四ッ)を捕(とらへ)て頭(かしら)を刴(きり) て倒(さかさ)にし血(ち)垂(たれ)出(いづる)を盌(わん)様(やう)の物に接(つけ)【うけヵ】一 杯(はい)許(ばかり)を取(とり) て喉中(のんどのうち)に灌入(そゝぎいれ)て時(とき)を移(うつ)せば鍼(はり)自(おのづと)輭(やはら)になりて 【〖 〗は隅付き四角囲み線】