翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 245

ページ: 245

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【右頁】 べし或(あるひ)は白梅(うめぼし)の肉(にく)を入(いれ)同(おなじ)く研(すり)て貼(はる)も最(もつとも)よし 抜去(ぬきさる)事 遅(をそ)きときは好肉(よきにく)を吸出(すいいだ)すことあり○ 又方 菅笠(すげがさ)に用たる菅(すげ)にて針(はり)の入(いり)たる前後(ぜんこ)を 一寸 許(ばかり)離(はな)して紮(くゝ)り又 菅(すけ)を黒焼(くろやき)にして水(みづ)に とき針(はり)入たる傷口(きづくち)に附(つく)べし必ず出(いづ)る者なり ○又方 螳螂(たうろう)【左ルビ:かまきり】《割書:下に図(づ)|説あり》の頭(かしら)を研(すり)て糊(のり)におしまぜ 紙(かみ)を銭(ぜに)の大(おゝきさ)許(ほど)に剪(きり)て件(くだん)の糊(のり)を攤(ひろげ)て傷処(きづのところ) に貼(はる)べし○又方 烏翎(からすのはね)十五 枚(すじ)火(ひ)にて炙(あぶり)焦(こがし)末(こ)と 【左頁】 なし醋(す)にて調(とき)針(はり)の入たる所(ところ)へぬり其上(そのうへ)を紙(かみ) にて盖(おほふ)べし一 両度(りやうど)にて針(はり)自(おのづか)ら出(いづ)○鍼(はり)の腹(はら) に入たるは檪炭(かたずみ)《割書:くの木(き)のかた|ずみなり》末(こ)にして一二匁 汲(くみ)たての水(みづ)にて服(ふく)すべし○又方 鼠糞(ねづみのふん)を糊(そくいのり) に和(まぜ)て貼(はり)てよし○又 縮砂(しゆくしや)《割書:薬店ニ|あり》水に煎(せんじ)服(ふくす) 〖竹(たけ)又(また)は木(き)の刺(とげ)〗たちたるは鹿(しか)の瞳子(めだま)を取(とり)て乾(かはか) し末(こ)となし糊(のり)におしまぜ銭(ぜにの)大(おゝきさ)ほどに剪(きり)た る紙(かみ)に攤(のべ)て傷処(きづのところ)に貼(はる)べし其 刺(とげ)自(おのづか)ら出(いづ)最(もつとも)妙(みやう) 【〖 〗は隅付き四角囲み線】