翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 246

ページ: 246

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【右頁】 なり○又方 鹿角(しかのつの)を焼(やき)末(こ)となし水(みづ)に和(まぜ)て其 上(うへ)に塗(ぬる)べし○又方 生地黄(せうちわう)《割書:薬店に|あり》嚼(かみ)爛(たゞらか)して 罨(つく)べし○又方 豉(し)《割書:納豆(なつとう)なり塩(しほ)の入|ざるを用ゆ》嚼(かみ)て傅(つけ)て よし○又方 甘草(かんぞう)を嚼(かみ)て津(つは)に和(まぜ)て傅(つけて)妙(みやう)なり ○又方 頭(かしら)の垢(あか)を取(とり)て塗(ぬる)べし即(すなはち)出(いづ)○刺(とげ)肉(にく)の 中(うち)に在(ある)は温(あたゝか)なる小便(せうべん)の内(うち)へ漬(ひた)すべし良(やゝ)暫(しはらく)し て出(いづ)○鍼(はり)にて撥(ま◼)【まいヵ】ても尽(つき)ざるは人(ひと)の歯垢(はかす)を取(とり) て封ずべし即(ぢきに)爛(たゞるゝ)なり○又方 螻蛄(ろうこ)【左ルビ:けら】《割書:図説下|にあり》搗(つい)て 【左頁】 塗(ぬる)べし○又方 螽(いなご)《割書:稲葉(いねのは)に生(せう)ずる虫(むし)|なり図(づ)後にあり 》其(その)■(まゝ)【言+尽 侭ヵ】おしつぶ し糊(のり)におしまぜ刺(とげ)のうへに貼(つく)るべし黒焼(くろやき)にし たるもよし 〖水中(すいちう)にて貝(かい)の砕(かけ)〗など足(あし)の肉中(にくのうち)に入(い)り痛(いたみ)強(つよ)く 出(いで)ざるは雨蛤(うごふ)【左ルビ:あまかいる】《割書:後に図|あり》活(いき)ながら擘(ひきさ)き傷処(きづくち)に傅(つけ) 置(おき)てよし 〖海鷂魚(ゑい)【左ルビ:あかゑい】尾(を)に刺(はり)〗あり此(この)刺(はり)甚(はなはた)するどし若(もし)人(ひと)誤(あやまり) 触(ふれ)て肉(にく)を傷(やぶら)ば大(おゝき)に腫(はれ)痛(いたみ)忍(しのぶ)べからず甚(はなはだしき)は死(し)に 【〖 〗は隅付き四角囲み線】