翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 257

ページ: 257

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【右頁】 べし何薬(なにくすり)にても此(この)煎汁(せんじしる)にて用ゆ○又方 萊(だい) 菔(こん)なきときは急(きふ)に新汲水(くみたてのみづ)を多(おほ)く飲(のみ)てよし ○又方 杏仁(きやうにん)【左ルビ:あんすのさなこ】を搗(つき)て服(ふく)すべし 〖諸(もろ〳〵)野菜毒(やさいのどく)に中(あたり)〗たるは葛(くず)《割書:図説(つせつ)中巻(ちうくはん)吐血(とけつ)|の條(ぜう)にあり》の根(ね)を 掘採(ほりとり)て切(きり)て水(みづ)に煮(にて)汁(しる)を多(おほく)服(ふく)して良(よし)或(あるい)は生(なま)な るを擦(すり)て絞汁(しぼりじる)を服(ふく)す亦(また)よし○又方 香油(ごまのあぶら)を 多(おほく)飲(のみ)てよし○又方 人乳(ひとのちゝ)を飲(のみ)てよし○又方 童子(こども)の小便(せうべん)多(おほ)く飲(のみ)てよし○又方 苦参(くじん)《割書:薬店|にあり》 【左頁】 《割書:山(やま)野(の)にも生(せう)ず図(づ)|説(せつ)後に出す》酢(す)に煎(せん)じ飲(のめ)ば吐(はき)て愈(いゆ) 〖菘菜(な)を多(おほく)食(しよくし)毒(どく)に中(あたり)〗たるは生姜(せうが)を多(おほく)喫(くらひ)て良(よし) 〖茶(ちや)の毒(どく)に中(あたり)〗たるは砂糖(さたう)を喫(くらひ)てよし○又方 甘草(かんざう)一 味(み)煎(せん)じ服(ふく)す○又方 白梅(むめぼし)を喫(くらひ)てよし ○多(おほく)茶(ちや)を飲(のみ)て腹(はら)脹(はり)たるは醋(す)少許(すこしばかり)を飲(のみ)てよし 〖煙草(たばこ)の毒(どく)に中(あたり)〗たるは沙糖(さたう)を水(みづ)に調(まぜ)て飲(のむ)べし 地漿(ちせう)《割書:造(つくる)法(ほふ)後(のち)|に見ゆ》を飲(のむ)もよし○又方 檳榔子(びんろうじ)《割書:薬店|に》 《割書:あり|》末(こ)になし白湯(さゆ)にて服(ふく)す○又方 味噌汁(みそしる) 【〖 〗は隅付き四角囲み線】