翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 265

ページ: 265

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【右頁】 〖焼酒(せうちう)に酔(ゑひ)て醒(さめ)ざる〗は彔豆(やへなり)の粉(こ)を煖水(ぬるまゆ)に撹(かきませ) 灌(そゝぎ)飲(のま)しむべし即(すなわち)醒(さむ)○又方 好醋(よきす)を二三 盃(ばい) 飲(のむ)べし○又方 甜瓜(まくはふりの)蔓(つる)ともに搗(つき)て汁(しる)を取(とり)口(こう) 中(ちう)に灌(そゝぎ)入(いれ)飲(のま)しめて愈(いゆ)○又方 蘿蔔(だいこんの)絞汁(しぼりしる)を多(おほ) く飲(のみ)てよし○又方 熱(あつ)き小便(せうべん)を多(おほく)飲(のみ)てよし ○又方 胡瓜(きうり)搗(つき)汁(しる)を取(とり)服(ふくす)蔓(つる)も亦用べし○又 方 葛(くず)の根(ね)《割書:図説吐血|にあり》を採(とり)搗(つき)て汁(しる)を取(とり)口中(こうちう)へ 灌(そゝぎ)入(いれ)飲(のま)しむべし葛粉(くずのこ)を煖水(ぬるまゆ)にて灌(そゝぎ)入(い)れ飲(のま) 【左頁】 しむるもよし○又方 甘草(かんぞう)《割書:薬店に|あり》末(こ)となし煖(ぬるま) 水(ゆ)に服(ふく)す○豆腐(とうふ)を擂(すり)面(おもて)胸(むね)腹(はら)に塗(ぬり)置ば醒(さむ)るなり 〖阿蘭陀酒(ちんたしゆ)の毒(どく)に中(あた)〗り死(し)なんとするは塩(しほ)を水(みづ) に煎(せん)じ五六 椀(わん)服(ふくし)てよし 〖油煠物(あぶらにあげたるもの)の毒(どく)に中(あたり)〗たるは九年母(くねんぼ)の皮(かは)を煎(せんじ)服(ふくす)べし 〖桐油(とうゆ)【左ルビ:きりのあぶら】の毒(どく)に中(あたり)〗たるは吐瀉(はきくだし)止(やま)す熱酒(あつきさけ)を飲(のむ)べし 〖鹽滷(しほ)の毒(どく)に中(あたり)〗たるは豆腐(とうふ)を絞(しぼり)て漿(しる)を取(とり)服(ふくす)べし 吐却(ときやく)して愈(いゆ)《割書:豆腐(とうふ)なき時は黄豆(みそまめ)を水(みづ)に浸(ひた)し搗(つき)爛(くづし)|汁(しる)を取(とり)潅(そゝぎ)下(くたし)てよし凡(およそ)熱(あつきもの)飲(のま)すべからず》 【〖 〗は隅付き四角囲み線】