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【右頁】
〖眼子菜(がんしさい)〗《割書:和名| ひるも》
《割書:水(みづ)田(たの)中(うち)に生(せう)ず葉(は)|の面(をも)て青(あをく)背(うら)紫(むらさき)其(その)》
《割書:状(かたち)竹葉(たけのは)に似り|六七月 蔓延(はびこる)秋(あき)の》
《割書:末(すへ)より冬(ふゆ)は勿論(もちろん)|春(はる)迄(まで)は茎(くき)葉(は)なし》 【眼子菜の図】
《割書:根(ね)を掘取(ほりとり)用(もちゆ)べし|》
《割書:根(ね)の状(かたち)|如是(かくのこと)し》
【眼子菜の根の図】
【左頁】
中魚介獣肉毒(うをかひけものゝにくのどくにあたる) 《割書:虫(むし)の毒(どく)にあたりたるを附(ふ)す|諸(もろ〳〵の)毒(どく)通(おしなへて)療(りやう)ずる方(ほう)を附(ふ)す》
諸(もろ〳〵)魚毒(うをのどく)に中(あたり)たるは鮝魚(するめ)《割書:烏賊(いか)の干(ほし)|たるなり》を水(みづ)に煎(せん)じ
服(ふく)す○又方 冬瓜(とうくは)を研(すり)て汁(しる)を取(とり)多(おほく)飲(のむ)べし
○又方 鮫皮(さめのかわ)《割書:鮫(さめ)種類(しゆるい)多(おほ)し物(もの)を|研(する)に用(もちゆ)る皮(かわ)用(もちい)て良(よし)》焼灰(やきはい)となし水に撹(かきまぜ)
服(ふく)すべし○又方 苦参(くじん)《割書:図説(づせつ)前(まへ)|にあり》三匁 許(ばかり)醋(す)に煮(にて)
汁(しる)を取(とり)服(ふく)し吐却(ときやく)してよし○又方 紫蘇葉(しそのは)《割書:薬|店》
《割書:にあ|り》煎(せん)じ服(ふく)す○又方 黒大豆(くろまめ)を煮(に)て汁(しる)を取(とり)多(おほ)
く飲(のむ)べし○又方 酸摸(さんも)《割書:図(づ)下(しも)に|見ゆ》の葉(は)を絞(しぼり)て汁(しる)
【〖 〗は隅付き四角囲み線】