翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 268

ページ: 268

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【右頁】 服(ふく)して妙(みやう)なり○又方 眼子菜(ひるもそう)《割書:図説前の中|酒毒にあり》水(みづ) に煮(に)て汁(しる)を多(おほ)く飲(のみ)てよし此 外(ほか)一 切(さい)禽(とり)獣(けもの)の 毒(どく)を解(け)す事 妙(みやう)なり  凡(およそ)鰹(かつを)の毒(どく)に中(あたり)たるは冷水(ひやみつ)を服(ふく)すべからず 〖河魨(ふぐ)の毒(どく)に中(あたり)〗たるは急(きふ)に鯗魚(するめ)《割書:烏賊(いか)の乾(ほし)|たるなり》を剉(きざみ) 水(みづ)にて煎(せん)じ服(ふく)すべし炙(あぶり)食(くらふ)もよし○又方 青砥(あをと)の磨水(とぎみづ)を多(おほ)く飲(のみ)てよし○又方 白礬(みやうばん) 《割書:薬店に|あり》を末(こ)となし水(みづ)に調(まぜ)服(ふく)すべし○又方 人(ひと) 【左頁】 の糞汁(ふんのしる)を服(ふく)すべし○又方 無患子(むくろじ)《割書:黒(くろ)く丸(まる)き木(き)|の実なり小(せう)》 《割書:児(に)弄(もてあそ)ぶ|物(もの)なり》黒(くろく)焼(やき)て水(みづ)にて服(ふく)すべし○又方 藍蝋(あいろう) 《割書:詳(つまひらか)に前(まへ)の薬毒(やくどく)|の注(ちう)にあり》水(みづ)に解(とき)服(ふく)すべし○又方 茗荷(みやうが) の根(ね)《割書:菜(さい)となし食(くら)ふ茗荷筍(みやうがたけ)茗(みやう)|荷(が)の子(こ)出(いづ)るものゝ根(ね)なり》を取(と)り汁(しる)を絞(しぼり)服(ふく) す○又方 沙糖(さたう)を服(ふく)す○又方 古銭(こせん)《割書:古(ふる)き銭(ぜに)な|りかはり銭(ぜに)》 《割書:な|り》一 文(もん)口中(くちのうち)に含(ふく)み唾(つは)を頻(ひたもの)飲(のみ)こむべし  凡 河豚(ふぐ)の毒(どく)に中(あたり)たるは辛(からく)熱(ねつする)香竄(にをひ)ある丹(くわん)  剤(やく)等(とう)を服(ふく)すべからず服(ふく)すれば害(がい)あり 【〖 〗は隅付き四角囲み線】