翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 270

ページ: 270

翻刻

【右頁】 冷(ひゆる)を待(まち)て多く飲(のみ)てよし○又方 生韭(なまのにら)を搗(つき)て 汁(しる)を取(とり)服(ふくし)てよし○又方 人頭垢(ひとのかしらのあか)前(まへの)條(せう)のことく して用ゆ○又方 白頸(しろきゑりの)蚯蚓(みゝず)八九 條(すし)擂爛(すりつぶし)酒(さけに)和(まぜ) て其 汁(しる)を多(おほく)服(ふくし)てよし○又方 壁(かべの)黄土(きいろなるつち)二 銭(もんめ) 水(みづに)調(とゝのへ)服(ふくす) 〖鶏卵(たまご)の毒(どく)に中(あたり)〗たるは醋(す)を飲(のみ)てよし 〖鴨(かも)の毒(どく)に中(あたり)〗たるは糯米(もちごめ)の泔(ときみづ)を多(おほく)飲(のみ)て良(よし)○ 又方 温酒(かんさけ)を酔(よふ)ほど飲(のみ)てよし 【左頁】 〖雉肉(きじのにく)の毒(どく)に中(あたり)〗たるは犀角(さいかく)《割書:薬店(くすりや)にあり色(いろ)黒(くろ)|きもの最(もつとも)よし》を末(こ) にして水(みづ)に和(まぜ)て一 銭(もんめ)を服(ふくし)てよし 〖狗肉(いぬのにく)の毒(どく)に中(あたり)〗たるは急(きふ)に杏人(きやうにん)【仁】《割書:薬店に|あり》一二 合(かふ)皮(かは) を去(す)て研(すり)つぶし水(みづ)を入(いれ)和匂(まぜ)て滓(かす)を去(す)て汁(しる) を服(ふく)すべし血片(こりたるち)下(くだり)て愈(いゆ)或は山査子(さんざし)《割書:薬店に|あり》 を加(くはへ)て煎(せんじ)服(ふく)す亦(また)よし或は杏仁(きやうにん)一 味(み)煎(せんじ)服(ふく)し てよし 〖馬肉(むまのにく)の毒(どく)〗療法(りやうほう)犬肉(いぬのにく)と同じ○又方 甘草(かんぞう)を濃(こく) 【〖 〗は隅付き四角囲み線】