翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 271

ページ: 271

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【右頁】 煎(せんじ)て多(おほく)飲(のみ)てよし○又方 人乳(ひとのちゝ)を一 盞(さかづき)のみて良(よし) 〖諸(もろ〳〵)の虫(むし)を誤(あやまり)食(しよくし)〗たるは山椒(さんせう)を服(ふくし)てよし 〖蜈蚣(むかでを)誤(あやまり)て食(しよく)し毒(どく)に中(あたり)〗たるは舌(した)脹(はれ)て口(くち)に出ず 雄鶏(おんのにはとり)の冠(とさか)の血(ち)を取(とり)舌(した)を浸(ひたし)且(そのうへ)咽(のみ)てよし 〖蜘蛛(くも)を誤(あやまり)て食(しよく)し暴(にはか)に死(しゝ)たるは〗猫(ねこ)の涎(よだれ)を取(とり)て 《割書:前(まへ)の茶毒の條に|取様(とりやう)を出せり》解毒(どくけし)の薬(くすり)《割書:後の通療(つうりやう)の薬|いつれもよし》を送(をくり) 下(くだ)すべし即(じきに)吐(はき)出(いだす)なり 〖小(ちいさき)蝦蟆(かいる)誤(あやまり)食(しよく)〗すれば小便(せうべん)通(つう)ぜず臍下(へそのした)悶(くるしく)痛(いたみ)て 【左頁】 死(し)する者(もの)あり生豉(なつとう)《割書:豆(まめ)を蒸(むし)腐(くさたら)熟したるなり江戸(ゑど)|にいふ寺納豆(てらなつとう)にはあらず》 一 合(ごう)新汲水(くみたてのみづ)に投(いれ)煎(せんじ)濃汁(こきしる)を頻(ひたもの)飲(のみ)てよし 〖中毒通療(ものあたりをしなへぢす)〗細茶(よきちや)白礬(みやうばん)等分(とうぶん)末(こ)にして新汲水(くみたてのみづ)に て服(ふく)す○又方 五倍子(こばいし)【左ルビ:おはぐろぶし】《割書:薬店にあり女子(おなご)|の鉄漿(はぐろ)に入(いる)物(もの)也(なり)》の末(こ)を好(よき) 酒(さけ)にて服(ふく)す吐(はき)下(くだ)して良(よし)○又方 臘月雪水(しわすのゆきみつ)諸(もろ〳〵の) 毒(どく)を解(げ)す貯(たくはへ)置(をく)べし○又方 犀角(さいかく)《割書:薬店に有(あり)|烏(くろ)きを良(よし)》 《割書:とす|》鎊(やすり)にすりたるを水(みづ)にて服(ふく)す○又方 藍葉(あいのは) 《割書:図説前の茶|毒にあり》挼(もみ)汁(しる)を服(ふくし)てよし青黛(あいろう)《割書:薬店に|あり》も 【〖 〗は隅付き四角囲み線】