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【右頁】
再(ふたゝび)煮(に)て食(しよく)すべし○又方 辰砂(しんしや)《割書:薬店に|あり》五分 鶏(にはとりの)
子白(たまごのしろみ)三 枚(つ)よく〳〵調(まぜ)あはせて服(ふく)すべし○又
方 当帰(たうき)二匁 川芎(せんきう)一匁 水(みづ)一杯 酒(さけ)一 盃(はい)煎(せん)じて一
杯半(はいはん)となし用ゆ○又方 葱白(ねきのしろね)を濃(こく)煎(せん)じて
汁(しる)を取(とり)飲(のむ)べし○又方 竹瀝(ちくれき)《割書:中風の條|に詳なり》を取(と)り
多(おほく)飲(のま)しむべし○又方 蔔萄(ぶどう)の根(ね)を採(とり)濃(こく)煎(せんじ)
多(おほく)飲(のみ)て胎(たい)安(やすし)
○妊婦(みもちおんな)八九 个(こ)月(げつ)の頃(ころ)腹内(はらのうち)動(うごい)て子(こ)生(うまれん)とするは
【左頁】
〖療法(りやうほふ)〗梁上塵(りやうぜうぢん)《割書:やねの桁(けた)はり等(とう)の|上(うへ)のほこりなり》釜底墨(ふていぼく)《割書:釜(かま)の底(そこ)|のすみ》
《割書:なり即(すなはち)なべ|ずみなり》右二 品(しな)末(こ)となし酒(さけ)にて飲(のむ)べし○
又 蒲黄(ほわう)《割書:図説(づせつ)中巻(ちうくわん)金瘡(きんそう)|の條(ぜう)に出(いだ)す》二匁 新汲水(くみたてのみづ)にて服(ふく)すべし
○跌(つまづき)撲(うち)或は重(をも)き物(もの)を持挙(もちあげ)胎(たい)安(おちつか)ず或は子(こ)腹(ふく)
中(ちう)に死(し)する事(こと)あり
〖療法(りやうほふ)〗急(きふ)に沙糖湯(さたうゆ)を飲(のむ)べし扨(さて)当帰(たうき)二匁 川(せん)
芎(きう)一匁《割書:二品共に薬|店にあり》剉(きざみ)水(みづ)に煎(せん)じ酒(さけ)少許(すこしばかり)入用ゆ
べし総(すべ)て胎動(たいどう)に用てよし
【〖 〗は隅付き四角囲み線】