翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 278

ページ: 278

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【右頁】 〖服薬(のみくすり)〗車蝦(くるまゑび)《割書:図説|後ニあり》煮(に)皮(かは)を去(すて)肉(にく)を取(とり)先(まづ)手(てを)以(もつ)て婦人(ふじん) の唇(くちびる)を開(ひらき)噤(つぐみ)たる歯(は)を蝦肉(ゑひのにく)を以て擦(する)こと二三 度(ど)にして其 煮汁(にしる)を口中(こうちう)に潅入(そゝぎいれ)て飲(のまし)むべし 口(くち)自(おのづと)開(ひらく)を俟(まち)て其(その)肉(にく)を啖(くは)しむべし即(すなはち)効(しるし)あり ○又方 淡竹(はちく)を伐(きり)火(ひ)に焙(あぶり)て汁(しる)を取(とり)多(おほく)飲(のま)しむべ し○又方 艾葉(よもぎのは)を鶏子(にはとりのたまごの)大半(おほきさのはんぶん)許(ばかり)を醋(す)二 椀(わん)入 一 椀(わん)に煎(せん)じ服(ふく)すべし○又方 蔔萄(ぶどう)を水(みづ)に煎(せん) じ汁(しる)を灌(そゝぎ)飲(のま)しむべし○又方 熊膽(くまのゐ)五 分(ふん)白湯(さゆ) 【左頁】 にて濃(こく)とき辰砂(しんしや)《割書:薬店に|あり》五分を送下(おくりくだ)すべし 〖貼薬法(はりくすりのほふ)〗蓖麻子(ひまし)《割書:薬店にも|あり》皮(かわ)を去(すて)研(すり)砕(くだき)て糊(のり)に おしまぜ紙(かみ)にのべて足(あし)の心(うら)湧泉(ゆせん)の穴(けつ)に貼(はる) べし紙(かみ)は径(わた)り一寸四 方(ほう)許(ばかり)円(まるく)剪(きり)てよし湧泉(ゆせん) の穴(けつ)          【湧泉の図】此所へ薬を貼べし 【〖 〗は隅付き四角囲み線】