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【右頁】
〖くるま蝦(ゑび)〗《割書:海中(かいちう)に生(せう)ず大さ七八寸より大ならず形(かたち)図(づ)の|ことし龍蝦(いせゑび)に比(くらぶれ)ば細長(ほそながく)して背(せなか)に硬刺(とげ)なし》
【くるま蝦の図】
《割書:殻(から)薄(うす)くして灰白(うすじろく)班(まだら)の紋(もん)あり煮(にる)ときは色(いろ)淡紅(うすあか)く|変(へん)ず環(まるく)曲(まがり)て車(くるま)の輪(わ)のことし故(ゆへ)に車蝦(くるまゑび)と言又 此(これ)に》
《割書:似(に)て小く三四寸のものを芝蝦(しばゑび)と言 代(かへ)用(もち)ゆべし|》
【左頁】
妊娠(はらみおんな)膓痛(はらいたみ)腰痛(こしいたむ)
懐妊(みおもの)中(うち)何故(なにゆへ)となく膓(はら)痛(いたむ)事(こと)あり
〖療法(りやうほふ)〗塩(しほ)一 撮(つまみ)濡紙(ぬれがみ)にくるみ炭火(すみひ)の内(うち)に入(い)れ焼(やき)て
赤(あかく)なりたるを酒(さけ)或は白湯(さゆ)の内(うち)へ入(い)れ撹(かきまぜ)飲(のみ)て
よし○又方 急(きふ)に黄(きいろなる)汁(しも)【「しる」の誤りヵ】を下(くだ)すは黄茋(わうぎ)《割書:薬店に|あり》
剉(きざみ)六匁 粳米(うるごめ)五合 水(みづ)に煎(せん)じ服(ふく)すべし
○妊婦(はらみおんな)腰痛(こしいたみ)又 下血(ちをくだして)不止(やまざる)事(こと)あり《割書:前(まへの)條(ぜう)に載(のせ)たるは|痛(いたみ)なし茲(こゝ)に載(のせ)》
《割書:たるは腰痛(ようつう)あり|て別(べつ)なり》
【〖 〗は隅付き四角囲み線】