翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 28

ページ: 28

翻刻

【右頁】  三 合(ごう)小麦麩(こむぎのふすま)三 合(ごう)《割書:糠(ぬか)を用ゆ|るもよし》塩(しほ)二 合(ごう)よく和匂(まぜ)貳包(ふたつゝみ)  にわけ炒(いり)熱(あつく)して絹(きぬ)にても木綿(もめん)にても包(つゝ)み病人(びやうにん)  の臍(ほそ)のうへを熨(のす)べし 〖痰壅不省(たんつよくしようきつかぬ)服薬(ふくやく)【左ルビ:のみくすり】〗生姜汁(せうがしぼりしる)を白湯(さゆ)に撹(かきたて)用ゆべし白礬(はくはん)  《割書:薬店(くすりや)に|あり》加(くわ)へ服(ふく)【左ルビ:のませ】さしめて最(もつとも)良(よし)○又方 童便(どうべん)【左ルビ:小どものせうべん】と生姜(せうがの)  汁(しぼりしる)を等分(とうぶん)よくませ服(ふくさ)【左ルビ:のませ】しめてよし○又方 竹瀝(ちくれき)《割書:淡(は)|竹(ちく)》  《割書:を長(なが)サ一尺 許(ほど)に截(きり)二つに割(わり)火(ひ) の上(うへ)に架(かけ)炙(あぶれ)ば截(きり)口(くち)|より汁(しる)出(いづ)るものなり其 汁(しる)を茶碗(ちやわん)様(やう)の物(もの)に承(うけ)取(と)》  《割書:り用(もち)ゆ是(これ)を竹瀝(ちくれき)といふ淡竹(はちく)なき|ときは呉竹(またけ)にてもかへ用ゆべし》を多(おほ)く灌(そゝ)ぎの 【左頁】  ませて良(よし)○又方 香油(ごまのあぶら)に姜汁(せうがしる)を冲(さし)撹(かきたて)用(もち)ゆ又よし  ○又方 天南星(てんなんせう)木香(もくかう)《割書:二味共に薬|店にあり》剉(きざみ)て等分(とうぶん)水(みづ)に  煎(せん)し用ゆべし○又方 皂莢(そうきやう)【左ルビ:さいかちのさや】《割書:薬店にあり|図説後に出》蘿菔子(らふし)【左ルビ:おほねのたね】等(とう)  分(ぶん)剉(きざみ)て煎(せん)じ服(ふく)せば痰(たん)を吐(はく) 〖口(くち)噤(ひらかざる)を開(ひらき)薬(くすり)を灌(のます)法(ほふ)〗凡(おほよそ)人(ひと)の牙歯(は)おほくは上歯(うわば)と  下歯(したば)くひちがひたる所ある者(もの)なり其くひちが  ひたる所へ新(あたら)しき烟管(きせる)の吹口(すいくち)《割書:若(もし)新しき烟管な|きときは烟管の》  《割書:吹口の様なる|物を用ゆ》をさし込(こみ)介保人(かいほうにん)の口(くち)ゑ薬(くすり)をふく 【〖 〗は隅付き括弧】