翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 281

ページ: 281

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【右頁】 【文字なし】 【左頁】  臨産急證(りんさんきふせう)    《割書:凡 催生(さんのもようし)の際(とき)用力(いけむこと)太早(はやき)を戒(いましむ)惟(たゞ)忍痛(いたみをこらへ)てほどよ|く飲食(のみくひ)を進(すゝめ)自然(しぜん)に任(まかせ)て催 迫(とする)の時(とき)を俟(まつ)べし》    《割書:一二日又は四五日に至(いた)るとも妨(さまたけ)なし然(しかる)に|逼迫(うまるゝ)の候(しるし)をまたず妄(みだり)りに離身(うみおと)さんとして》    《割書:用力(いけみ)はやきゆへ難産(なんざん)に至者(いたるもの)おほければなり|○凡 分娩逼迫(うみおとさんとする)の候(しるし)は産母(さんするはゝ)必(かならず)臍(ほそ)腹(はら)急(ひきつり)腰間(こしのへん)重(おもく)》    《割書:痛(いたみ)糞門(ゐしきのかた)逆急(はりつよく)一身(いつしん)尽(こと〳〵)くあつくなり眼中(めのうち)火(ひ)の|如(ことく)になり胞水(みづしも)或は血(うぶしも)倶(とも)に下(くだ)るとき母(はゝ)用力(ちからをいれ)》    《割書:て努力(いけむ)べし児(こ)已(やがて)生(うま)る是(これ)|其時(そのとき)いたれるなり》   難産(なんざん) 《割書:胞衣(のちざん)不下(おりざる)を附す|》 〖證候(せうかう)〗正産(せいさん)《割書:児(こ)の頭(かしら)正直(すぐ)|に出(いづ)るなり》にして生下(うむれ)かぬるを碍(がい) 【〖 〗は隅付き四角囲み線】