翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 282

ページ: 282

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【右頁】 産(ざん)といふ又 児(こ)先(まづ)足(あし)を露(あらはす)を逆産(ぎやくざん)とす又 児(こ)先(まづ) 手(て)を露(あらはす)を横産(わうさん)といふ又 児(こ)母(はゝ)の後(ゐしき)のかたへ挂(かゝり) しを棖後(とうご)といふ又 児(こ)母(はゝ)の左(ひだり)か右(みぎ)の方(かた)へ偏(かたより)児(こ) の額角(こびんさき)を露(あらはす)を偏産(へんさん)といふ《割書:右 数(す)證(しやう)総(すべ)て難産(なんざん)|とす服薬(ふくやく)の方(ほう)又》 《割書:大抵(たいてい)通用(つうよう)す故(ゆへ)に|今(いま)茲(こゝ)に一條(いちでう)とす》 〖服薬(ふくやく)〗麝香(じやかう)《割書:薬店に|あり》一 銭(もんめ)水(みづ)にて服(ふく)すべし或は塩(ゑん) 豉(し)《割書:納豆(なつとう)|なり》一 両(りやう)旧(ふるき)青布(あをぬの)【左ルビ:あいそめのぬの】に裹(つゝみ)火(ひ)に焼(やき)赤(あか)くなりしを 研(すりて)末(こ)となし二味 和匂(よくまぜ)て一匁 許(ほど)を秤錘(はかりのふんどう)を焼(やき)て 【左頁】 酒(さけ)の中(うち)ヘ入れ淬(にらき)て其(その)酒(さけ)にて服(ふく)さしむ亦(また)良(よし) ○又方 雲母(うんも)【左ルビ:きらゝ】《割書:薬店に|あり》末(こ)にして一 匁(もんめ)温酒(かんしゆ)にて 服(ふく)す麝香(しやかう)少(すこし)許(ばかり)入(いれ)最(もつとも)よし○又方 鶏子(にはとりのたまご)三 枚(つ) 黄(きみ)ばかり酢(す)を少(すこ)し加(くは)へ酒(さけ)にて服(ふく)す○又方 清油(ごまのあぶら)と蜜(みつ)《割書:薬店に|あり》と等分(とうぶん)湯(ゆ)を少(すこ)し冲(さし)てよく 調(まぜ)服(ふく)してよし○又方 古銭(こせん)を火(ひ)に焼(やき)赤(あかく)して 酒(さけ)の中(うち)へ入(い)れ其(その)酒(さけ)を服(ふく)すべし○又方 人参(にんじんの) 末(こ)乳香末(にうこうのこ) (おの〳〵)一匁 辰砂(しんしや)五分 《割書:何(いづれ)も薬店|にあり》鶏子白(にはとりのたまこのしろみ)一 枚(つ) 【〖 〗は隅付き四角囲み線】