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産後急證(さんごきふせう)
《振り仮名:血-暈|ちのみち》《割書:産後(さんご)忽然(たちまち)眼(め)黒(くら)み頭痃(めまひ)して遂(つい)に神昏(うつとり)|となるを病家(びやうか)に混(すべ)て血暈(ちのみち)と会(こゝろ)え血(ち)》
《割書:があがりし抔(など)いふことなれども此 證(せう)二ッあり|一ッは産後(さんご)下(を)り物(もの)少(すくなく)して悪血(わるち)上(かみ)に攻(せめ)て右件(みぎのとをり)》
《割書:の證(せう)を見(あらは)すなり一ッは産後(さんご)去血(をりもの)過多(をほすき)たる故(ゆへ)|気(も)【「き」の誤記ヵ】も又(また)倶(とも)に脱(ぬけ)て神気(たましい)昏迷(うつとりと)する者あり二證》
《割書:原(もと)如此 逈(はるか)に違(ちかへ)ば理法(ちはふ)も亦(また)大(おゝひ)に懸隔(はるかへた)つ誤(あやま)る|ときは死生(しせい)掌(たなごゝろ)を反(かへ)す混同(こんどう)すべからす其 證(せう)》
《割書:左(さ)の如(こと)|し》
〖血脱昏暈(ちぬけてきをうしのふ)〗産(さん)の時(とき)血(ち)脱下(をりくだる)こと既(すで)に過多(おびたゝしく)気(き)も就(つく)
所(ところ)を失(うしな)ひ気血(きとち)倶(とも)に乏(ともしく)昏暈(むちう)になり人事(にんじ)を不(わき)
【〖 〗は隅付き四角囲み線】