翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 298

ページ: 298

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【右頁】 乳汁(ちゝのしる)を等分(とうぶん)に調(まぜ)小児(せうに)の口中(こうちう)に抹(ぬり)て乳(ちゝ)をあ たへ吮(すい)下(くださ)しむれば即(すなわち)通(つう)ず 【左頁】   初生丹毒(うまれたちのたんどく)《割書:はやくさなり|》 初生(うまれたちの)小児(せうに)遍身(そうみ)むら〳〵と赤(あか)くなることあり 是(これ)を丹毒(たんどく)と言《割書:俗(ぞく)にはや|くさと言》此(この)毒(どく)腹(はら)に入(いれ)ば死(し)す 〖療法(りやうほふ)〗赤(あかく)暈(むら〳〵)せし周匝(ぐるり)を鍼(はり)にて刺(さし)て悪血(わるち)を出(いだ) し其 跡(あと)へ芭蕉(ばせう)《割書:人家(じんか)園(せど)庭(には)に栽(うゆ)る|もの是なり》の葉(は)にても 茎(くき)にても搗(つき)汁(しる)を塗(ぬる)べし或(あるい)は赤豆(あづき)の末(こ)鶏(たま) 卵(ごの)清(しろみ)にて和(まぜ)塗(ぬる)もよし○又 菉豆(やへなりの)末(こ)二匁半 大黄(だいわう)一匁 生(せうの)薄荷(はつかの)汁(しる)蜜(みつ)少許(すこしばかり)に匂(まぜあはせ)て塗(ぬる)べし 【〖 〗は隅付き四角囲み線】