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驚風(きやうふう) 《割書:急驚(きふきやう)漫驚(まんきやう)の二 證(せう)あり又 疱瘡(ほうそう)の|初(はじめ)に昏悶(ひきつけ)あるを附(ふし)たり》
〖急驚風(きふきやうふう)〗牙(きば)歯(は)をくひしめ竄視(うへをみつめ)手足(てあし)搐搦(びくつき)或は
反張(そりかへり)或は壮熱(ねつつよく)或は熱(ねつ)なくて此(この)證(せう)を発(はつ)する者(もの)
あり且(かつ)大抵(たいてい)此(この)證(せう)を発(はつ)するときはわつと叫(さけぶ)
声(こへ)をあげて目(め)を引(ひき)つくる者あり併(しかし)ながら
初(はじめ)より壮熱(ねつつよく)ありてうと〳〵昏睡(ねむり)声(こゑ)をあげ
ずに惟(たゞ)手足(てあし)を搐搦(びく〳〵)して後(のち)に引(ひき)つくるも
あり此を急驚風(きふきやうふう)と云なり
【〖 〗は隅付き四角囲み線】