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【右頁】
塩(しほ)を填(つめ)其うへに灸(きう)する事(こと)三百 壮(さう)許なるべし或(あるひ)
は炒(いり)たる塩(しほ)を臍(ほそ)の中(うち)へ実(みた)【左ルビ:つめ】しめ置(をき)其うへに生姜(なませうが)
一へぎ厚(あつ)く片(へぎ)たるを置(をき)て灸(きう)するもよし又 山椒(さんしやう)
を臍内(ほそのうち)へ填(みた)【左ルビ:つめ】しめ置て其うへに灸(きう)するもよしい
づれも百 壮(そう)以上灸してよし
〖百会(ひやくゑ)〗《割書:の穴(けつ)は頭上(つむりのうへ)にあり此(この)穴(けつ)を挨(とる)には先(まづ)髪(かみ)の際(はへぎは)|を定(さだむ)べし其法(そのほふ)稲稈(わらみご)にて大椎(だいすい)より《割書:大椎(だいずい)は脊(せ)|骨(ぼね)と頂(うなじ)【項ヵ】の》》
《割書:《割書:きわの大(おゝい)な|る骨(ほね)なり》眉(まゆ)の心(まんなか)までの間を量(はかり)此(この)稲稈(わらみご)を十|八に折(をり)壱尺八寸と定(さだめ)此(この)稲稈(わらみご)の端(はし)を眉心(まゆのまんなか)に当(あて)》
《割書:夫(それ)より後(うしろ)の方へまはし眉心(まゆのまんなか)より三寸を前(まへ)の|髪(かみ)の際(はへぎは)として仮点(かりてん)を付(つけ)此点より五寸五分に》
【左頁】
《割書:点(てん)すべし是(これ)百会(ひやくゑ)の穴(けつ)也|《割書:此処 豆(まめ)許(ほと)の|凹(くぼみ)あり》此(この)穴(けつ)を取(とる)には面(かほ)を》
《割書:正直(まつすぐ)にしてとるべし|項頸(ゑり)は屈(くつ)【左ルビ:かゞみ】伸(しん)【左ルビ:のび】のある》
《割書:処なれば若(もし)うつ|むくときは頂(ゑり)【項ヵ】の》
《割書:びて寸尺もまた|修(ながく)なる故 正穴(せうけつ)》
《割書:を求(もとめ)がたし且(かつ)|稲稈(わらみご)を肉(にく)に貼(すりつけ)》
《割書:て取(と)るべし|》
【図の説明】
【眉心の説明】
眉心(まゆのなか)より前髪(まへのかみの)
際(はへぎは)迄(まで)三寸 後(うしろの)髪(かみの)際(はへぎは)
より大椎(たいすい)まで 【眉と目の図】
三寸也六寸に前(まへ) 眉心
後髪(うしろかみの)際(はへぎは)の間(あいだ)
壱尺二寸あはせて
一尺八寸なり
【横顔の説明】
【頭頂部の説明(左から右へ横書き)】
此処より後(うしろ)の髪(かみ)のはへ際(ぎは)までを十二に折るなり
此 骨(ほね)は頭(かしら)を 大椎(たいずい)骨(こつ)是也
動(うごか)してもうごかず
百会穴是也
肩
【横顔の図】
此処に 大椎は如此かたを
仮点を 平(たいらか)にしてかたの高(たかさ)
すべし と平直(たいらかにすぐ)なり此
骨のうへのとま
りに点して量(はか)
るなり
眉心(びしん)とは此処なり両眉(りやうび)
の最中(まんなか)を云此処又仮点
すべし
【〖 〗は隅付き括弧】