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【右頁】
砂(しや)の末(こ)《割書:薬店に|あり》熊膽(くまのゐ)《割書:監定(めきゝ)の法(ほふ)積気(しやくき)|暈倒(うんたう)に出 ̄ス》五分 ̄ツヽ白湯(さゆ)に
解(と)きまぜ用ゆ辰砂(しんしや)一 味(み)にてもよし
【左頁】
霍乱(くはくらん)《割書:此(この)病(やまい)乹(かん)湿(しつ)二 ̄ツあり湿(しつ)霍乱(くわくらん)は吐瀉(はきくだし)し|て腹(はら)痛(いたみ)甚しきなり乹(かん)霍乱(くはくらん)は吐(はき)もせず》
《割書:瀉(くだし)もせず惟(たゞ)心(むね)腹(はら)纏繞(しぼることくいたみ)大に苦悶(くるしむ)を言(いふ)なり|何(いづ)れも危(あやふく)急(きう)なる證(せう)にて種々(いろ〳〵)の変化(へんくは)一 條(ぜう)》
《割書:に載(のせ)がたし療法(りやうほふ)も亦(また)変化(へんくは)あり|今(いま)十 中(ちう)の二三を記(しる)すのみ》
〖湿(しつ)霍乱(くはくらん)病状(びやうぜう)〗病発(びやうほつ)に頭痛(づつう)痃瘒(めまひ)ある者(もの)あり又 頭痛(づつう)
痃瘒(めまひ)なく初(はじめ)より先(まづ)吐(と)して後に瀉(くだす)者あり先 瀉(しや)し
て後(のち)に吐(と)するあり吐瀉(としや)の前より腹痛(ふくつう)甚しきあ
り吐瀉(としや)ありて後に腹痛(ふくつう)甚しきあり何れも腹中(はらのうち)
㽲(ひさしめ)痛(いた)まざるはなし扨 吐(と)して吐(と)やまず瀉(しや)して瀉(しや)
【〖 〗は隅付き四角囲み線】