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【右頁】
已(すで)に死(しゝ)たるといへども腹中(ふくちう)に猶(なを)煖気(だんき)ある者は左
の処(ところ)に灸(きう)すべし
《割書:其人を覆(うつむけ)に臥(ふさ)しめ両(りやう)の|手(て)を伸(のへ)両(りやう)の肘(ひじ)の尖(とかり)と》
《割書:尖(とがり)との間(あいだ)へ縄(なは)を引(ひき)|其 縄(なは)の下(した)に当(あたり)たる》 【後から見た上半身の図】
《割書:脊骨(せほね)の最中(まんなか)より|両方(りやうはう)へひくき脊骨(せほね)の》
《割書:両傍(りやうほう)のきはへすり付(つけ)て|二穴を点(てん)し灸(きう)数百壮(すひやくそう)》
《割書:すべし|》
【図の説明】
肘尖(ひしのとがり)とは此処なり
縄を此処にて切(きる)べし
此処灸穴
なり
【後から見た上半身の図】
此処灸穴
なり
同断
【左頁】
【図の説明】
【王瓜の図 】 人家(にんか)垣墻(くねかき)の間(あいだ)或は原野(のはら)処々に在
三月 苗(なへ)を生じ蔓(つる)に鬚(ひげ)多し葉(は)
の状(かたち)図(づ)のことくにて面(おもて)の色 深(ふかく)【こくヵ】
緑(あをく)背(うら)は淡緑(うすあを)し濇(しぶり)て光(ひかり)沢(つや)なく
毛(け)あり六七月
花を開(ひら)き実(み)を
結(むすぶ)其状上 円(まるく)下
尖(とがり)て長(なが)し霜(しも)を
経(へ)て熟(じゆく)して赤(あか)し
殻中(からのうち)に子(み)あり形(かた)ち
蟷螂(とうらう)の頭(かしら)のごとく又
玉づさを
〖王瓜(はうくは)〗
和名《割書:玉づさ|からすふり》
《割書:ちうちこぶ|きつねのまくら》
結(むす)びたるがことし故(ゆへ)に玉づさと云
【〖 〗は隅付き四角囲み線】