翻刻!江戸の医療と養生

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広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 68

ページ: 68

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【右頁】 已(すで)に死(しゝ)たるといへども腹中(ふくちう)に猶(なを)煖気(だんき)ある者は左 の処(ところ)に灸(きう)すべし  《割書:其人を覆(うつむけ)に臥(ふさ)しめ両(りやう)の|手(て)を伸(のへ)両(りやう)の肘(ひじ)の尖(とかり)と》  《割書:尖(とがり)との間(あいだ)へ縄(なは)を引(ひき)|其 縄(なは)の下(した)に当(あたり)たる》    【後から見た上半身の図】  《割書:脊骨(せほね)の最中(まんなか)より|両方(りやうはう)へひくき脊骨(せほね)の》  《割書:両傍(りやうほう)のきはへすり付(つけ)て|二穴を点(てん)し灸(きう)数百壮(すひやくそう)》  《割書:すべし|》 【図の説明】              肘尖(ひしのとがり)とは此処なり              縄を此処にて切(きる)べし   此処灸穴   なり 【後から見た上半身の図】   此処灸穴   なり              同断 【左頁】 【図の説明】 【王瓜の図 】    人家(にんか)垣墻(くねかき)の間(あいだ)或は原野(のはら)処々に在             三月 苗(なへ)を生じ蔓(つる)に鬚(ひげ)多し葉(は)              の状(かたち)図(づ)のことくにて面(おもて)の色 深(ふかく)【こくヵ】               緑(あをく)背(うら)は淡緑(うすあを)し濇(しぶり)て光(ひかり)沢(つや)なく                    毛(け)あり六七月                    花を開(ひら)き実(み)を                    結(むすぶ)其状上 円(まるく)下                   尖(とがり)て長(なが)し霜(しも)を                  経(へ)て熟(じゆく)して赤(あか)し                 殻中(からのうち)に子(み)あり形(かた)ち                 蟷螂(とうらう)の頭(かしら)のごとく又                      玉づさを 〖王瓜(はうくは)〗 和名《割書:玉づさ|からすふり》  《割書:ちうちこぶ|きつねのまくら》                結(むす)びたるがことし故(ゆへ)に玉づさと云 【〖 〗は隅付き四角囲み線】