翻刻!江戸の医療と養生

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広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 77

ページ: 77

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【右頁】 絞(しぼり)て汁(しる)を取り服(ふく)す汗(あせ)出て効(しるし)あり豨薟(きれん)一 味(み)熱(かん) 酒(ざけ)に調(とゝのへ)服(ふくす)亦(また)よし○又方 蕺菜(じうさい)《割書:図説(づせつ)下に|あり》搗(つき)爛(くづし)付(つけ) てよし痛(いたみ)甚(はなはたしき)に最(もつとも)よし付たる当分(とうぶん)甚 痛(いたむ)とも取(とり)去(すて) べからず○又方 蒲公英(ほかうゑひ)《割書:図説(つせつ)下に|あり》の白汁(しろきしる)を取(とり)多(おほく) 塗(ぬり)てよし《割書:此(この)外(ほか)前(まへ)の疔毒(てうどく)昏憒(こんくわい)の服(ふく)|薬(やく)互(たがひ)に用(もちひ)てよし》 〖紅絲疔(こうしてう)〗疔瘡(てうそう)脚(あし)に生(いでき)たるは必(かならず)紅絲(こうし)【左ルビ:あかきすじ】を引(ひい)て臍(ほそ)に至 る手(て)に生(いでき)たるは紅絲(こうし)【左ルビ:あかきすじ】を引(ひい)て胸(むね)に至り唇(くちびる)面(かほ)口(くちの)内(うち) に生(いでき)たるは紅絲(こうし)【左ルビ:あかきすじ】を引(ひい)て喉(のんど)に入る臍(ほそ)に至り心(むね)に 【左頁】 至り喉(のんど)に至る者(もの)は嘔(はきけ)逆(つよく)迷悶(もだへむちう)になりて死(し)す故(ゆへ)に 速(すみやか)に療法(りやうほふ)を用(もち)ゆべし 〖療法(りやうほふ)〗凡(おほよそ)手足(てあし)面部(かほ)等に黄(きいろの)泡(できもの)或は紫黒色(くろむらさきいろ)の泡(てきもの)を生(せう) じ夫(それ)より紅線(あかきいと)一條(ひとすじ)引(ひき)上(のぼ)らば其(その)線(いと)至(いた)り盡(つくる)処(ところ)より 三分ほどのこし紅線(あかきいと)の上(うへ)深(ふかさ)二三分ほど鍼(はり)を以 て刺(さし)線(いと)の両方より指頭(ゆびさき)にて悪血(わるち)を擠(おし)出すべし 其 跡(あと)へ前(まへ)の疔瘡(てうそう)の傅薬(つけぐすり)を塗(ぬり)てよし服薬(ふくやく)の方(はう) も前(まへの)方(ほう)を用べし  【図】 【図の説明】            此さきの方よりはすじの本かたへおしもどすべし              はりくち             ● すじのさき也【上下逆の文字を下から上向きに記載】          いだすべし【上下逆の文字を下から上向きに記載】  すしの本   此方よりはすじのさきのかたへおし【上下逆の文字を下から上向きに記載】 【〖 〗は隅付き四角囲み線】